「川崎フットボールアディクト」

【レポート】J1 第5節 仙台vs川崎 新たな力が躍動。総力戦のフロンターレが勝ち点3を掴む

■救世主となった長谷川竜也
チームが万全ではなかっただけに、出た選手が個性を上手く発揮できていたように思う。特に相手最終ラインの背後を伺う長谷川竜也は、仙台にとって脅威となっていた。

ケガ人が続出する中、先発のピッチを踏んだ長谷川はそういう意味で救世主的働きを見せてくれていた。前線から守備のスイッチを入れ、連動した守備に貢献。彼のプレスによって仙台の選手はパスコースを限定させられた。もちろん攻撃面でも仙台を脅かし続けた。持ち前のスピードを活かした攻撃参加で仙台守備陣に1対1を仕掛け、時に起点となって攻撃を作り出した。

その長谷川が試合を動かしたのが前半27分のこと。小林悠からの折り返しに鋭く反応して蹴り込んだ、らしいゴールだった。

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