「川崎フットボールアディクト」

【#オフログ】DAZNのメディアツアーに参加

■DAZNの新規事業
DAZNは、4月2日から1画面で複数の試合をザッピングしながら放送するJリーグ・ゾーンを開始。また4日からChromecastが対応機種に加わった。
というタイミングでDAZNがメディアツアーを行ったので参加させてもらった。

DAZNについては、これまでは家庭のTVのモニターにて映し出すためには、AmazonのFire TV Stick(4月6日発売の新型)などが必要だった。ここに今後はChromecastが加わることになる。


実際にChromecastを使いTVにライブ映像を映し出してもらったが、Wimaxの回線でも止まること無く映像配信されており、快適に見ることができていた。なお、Chromecastはデバイスで受信した画像を映し出す方式で、PCやスマートフォンなどが別途必要となるとのことだった。

また、4月2日に供用を開始したJリーグ・ゾーンがどのように中継されているのか。実際に作業を行うディレクターさんを交えた説明も受けた。

Jリーグ・ゾーンは「J1·J2·J3のリーグ戦の放映において、複数の試合を同時に、かつ注目シーンだけを集めてライブ放映する番組コンテンツ(Jリーグのプレスリリース 4/2(日)~『DAZN(ダ・ゾーン)』Jリーグの注目シーンのみを厳選したマルチ画面のライブ番組「Jリーグ・ゾーン」を放映開始!【Jリーグ】 http://www.jleague.jp/news/article/8861)」というもので、一つの画面を3分割し、DAZNが選択したシーンをその都度ザッピングして視聴するというシステム。
実際に放送する試合映像を選ぶのは、プロデューサーとディレクターのお二人。複数の試合が映し出されたモニターを注視しつつ、決定機やFK、CKなどの動きがある試合を選び中継映像を切り替えているのだという。

DAZNは同時に2デバイスまで視聴が可能だとのことで、自分が気になる試合を視聴しつつ、もう一つのデバイスでJリーグ・ゾーンでオートザッピングするというスタイルで視聴すると良さそうだ。

イギリスの拠点とのやり取りの中で中継映像が作られているとのこと。オフィス内は多国籍で、写真ではわかりにくいが、ヒジャブ(成人女性のイスラム教徒が頭にかぶるスカーフ)をまとった女性の姿も。

なお、Jリーグ・ゾーンは、自分が見たい試合を選ぶことはできないとのこと。メイン画面下部にツィートが流れてくるのだが、このツィートで盛り上がっている試合が必ずしも画面に出てくるわけではないとのことなのでマルチデバイス対応の強みを活かし、Jリーグ・ゾーンとは別のデバイスで試合をその都度切り替えるという見方がストレスなく視聴するには必要になるかもしれない。

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