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【速報レポート】J1 第11節 磐田vs川崎 先制、堅守、ダメ押しで2−0の勝利

■不安定な立ち上がりをしのぎ、挽回した前半
序盤は苦しむ。コンパクトかつ、引きすぎない磐田の守備ブロックに対し、なかなかボールを縦にいれられず。逆に分厚く保持されて攻め込まれ、あわやという場面を作られた。

前線の4枚だけでは回しきれず、ボランチも崩しに加わることで、流れを手繰り寄せ始める。

15分に小林悠の裏を突く動き出しにネットがパスを通した場面から、磐田は守備面で不安定になった印象があった。前半の戦いの中で五分の内容に挽回している。

0−0で折り返した前半の内容を見るにつけ、1点勝負の試合となりそう。

■1点を追いかける磐田の攻撃をしのぎきる
後半開始早々に阿部浩之が先制点を決める。
危ない場面を作られていた中での先制点で、勢いづいた。
追加点のチャンスはあったが、磐田の攻勢も厳しく次第に守勢に回る苦しい展開に。
77分に中村憲剛から奈良竜樹に選手交代してからは完全に守備に割り切る。
その中、磐田の攻撃を防ぎつつ後半アディショナルタイムに長谷川竜也がダメ押しゴールを決め、2−0で勝利となった。

(取材・文/江藤高志)

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