「川崎フットボールアディクト」

【レポート】J1 第11節 磐田vs川崎 冷静な試合運びと、チャンスをモノにする決定力で勝利

■悪くなかった磐田
試合前に、磐田を取材してきた記者さんとともにお互いのチームの近況について情報交換した。饒舌に今の磐田の状態の良さを説明してくれた彼女は、これまで、磐田については悲観的な話しかしてこなかった人だった。その人が、本当に楽しそうに、生き生きとした表情で磐田の現状を話してくれた。実際、磐田は公式戦7試合で負け無しと好調を維持してきていた。結果が出ていただけに、これは難しい試合になりそうだと覚悟を決めていた。

ただ、とはいえ基本的にフロンターレがボールを握る試合展開になるのだろうと思っていた。磐田の守備に手こずらされる、というような試合を予想していただけに序盤戦の試合内容は意外だった。磐田の球際の厳しさに思うようにボールを保持できず、ジリジリと持ち込まれてしまっていたからだ。

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