「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 第16節 G大阪vs川崎 後半1点ずつを奪い合い、1−1で決着

■気の抜けない前半はともに無得点。0−0で後半へ
どう出て来るか気になっていたG大阪は、フロンターレを相手に真っ向勝負を挑む戦いを選択。前からガツガツとプレスをかけてきた。
ただ、アウェイのフロンターレもこれに臆せずパスを繋ぎ、見ごたえのある戦いとなる。
序盤に押し込まれたフロンターレではあったが、これを耐えると10分ごろからペース自体はコントロールできていた。課題があるとすれば、決定的なシュートを放つところまでには行けていないということ。また、倉田秋に2本ほど決定的なシュートを打たれた点であろう。

試合は0−0のまま後半に入る。


後半開始早々からG大阪が左サイド藤春廣輝を使って仕掛け、ピンチに陥る場面が続く。ただ、これを凌いだ52分に中村憲剛のゴールで先制すると、ここからフロンターレの時間帯に。
決定的に崩す場面にまでは至らないまでも攻撃の形は作っていた。

潮目が変わったのが、64分のG大阪の2枚同時の交代。これで攻撃への意識を鮮明にしたG大阪が前への圧力を強めると、68分に長沢駿に同点ゴールを許した。

その後お互いに勝利を目指して攻め続けるが、勝ち越し点は生まれず。試合は1−1の引き分けで決着した。

(取材・文/江藤高志)

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