「川崎フットボールアディクト」

【レポート】クラブユース準決勝 FC東京U18超えならずも、進歩を感じる0-2の敗戦

迫力あるFC東京U18の攻撃を防ぐべく人数が後ろに増えた結果、ワントップの宮代大聖は孤立気味で思うように攻撃の起点になれず。この点、宮代は「FC東京の攻撃がレベルが高いということがあって、後ろに枚数をかけざるを得なくて」と孤立気味の攻撃を分析しつつも「それでも自分ひとりで持ってというか、時間を作って味方を前に上げさせるような時間の作り方がうまくできればと思ったんですが、そこら辺はなかなかうまく行かなかったです。それは修正したいです」と反省していた。

責任転嫁しても文句を言われない状況であっても、自らの責任にする宮代はそういう意味で謙虚で向上心にあふれる選手なのは間違いない。

試合は0-0で折り返した後半57分に、1失点目を喫すると、その直後の59分にもミス絡みで連続失点を喫し、0-2のスコアに。

「1点取られたあとの焦りというか、そういうものがあって、あそこで普通のプレーをしてたら、というのはありますがそこはプレミアとの差だと思いますし、格上相手と戦う上で、心がけないといけない部分なのかなと思いました」と悔やむのはGKの早坂勇希。一気に劣勢に立たされた川崎U18はここから反撃を試みるがFC東京U18の壁はなかなか高かった。

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