「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 第20節 川崎vsFC東京 勝てる内容だったが、負けなくてよかった、という結末

■内容ではFC東京を圧倒するがスコアは動かず。0-0で後半へ
内容的にはフロンターレの一方的な展開。特に右サイドを突破しての攻撃をくり返し作るが、中央で合わず。

前半終了間際にようやく小林悠の折り返しが阿部浩之に合うがダイレクトシュートはポストに嫌われてゴールならず。

0-0のスコアを前向きに捉えるべきなのは、28分にサイドを大きく使われウタカに決定的な場面を作られたから。できれば早い時間帯で先制しておきたいところだがどうなるか。

大久保嘉人がどのタイミングでピッチに入るのかも含め、目の話せない後半となりそう。

■後半1点ずつを奪い合う
後半開始早々の49分に、太田宏介からのクロスを中島翔哉が頭で決めて均衡が破れる。
そもそも後半は立ち上がりにFC東京がボールを握る時間帯が続いていたが、それにしてもサッカーの怖さを思い知らされる先制点となる。

この失点により雰囲気が悪くなり、プレー面でも良さが出せなくなり崩れそうな時間帯が続くが、ここで持ちこたえたことが次に繋がる。

後半72分。鬼木達監督はパスミスが散見されていた中村憲剛に代え森谷賢太郎をピッチに送り出すと、その森谷が88分に蹴ったCKを谷口彰悟が決めて土壇場で同点に追いつく。

ここから試合は押せ押せモードに入るが、スコアはそのまま動かず、1-1の痛み分けとなった。

(取材・文/江藤高志)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ