【レポート】J1 第20節 川崎vsFC東京 敗色濃厚の試合を救った交代采配。サッカーの難しさを痛感させられた一戦
■采配が引き寄せた同点弾
懐疑と納得の狭間の交代采配が、結果的に功を奏した。
この試合の行方を左右したのは鬼木達監督の72分の決断だった。珍しくパスミスが散見されていた中村憲剛に代え、鬼木監督はピッチに森谷賢太郎を送り出す。どれだけ悪くても一発がある憲剛を代えるこの判断についてかなり難しいものだったのだろうと考える。ただ、鬼木監督は森谷の調子が良かったとの言葉に続け、次のようにこの采配を説明している。
「狭いスペースで受けてミドルシュートもその場から打てますし、色々な所でアクセントが付けられるので」
(残り 1947文字/全文: 2196文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ