「川崎フットボールアディクト」

100%以上のプレーでチームを鼓舞した奈良竜樹【コラム】

時にファールまがいのラフさも辞さない力強さで、フロンターレゴールを死守した。奈良竜樹だ。シーズン序盤はレギュラーとして活躍。チームは好調を維持していたが、肩の脱臼から復帰したエドゥアルドにポジションを奪われる形でベンチに回っていた。腐ってもおかしくない状況の中、21節の新潟戦でチャンスをもらい完封勝利に貢献すると、彼自身の正念場となった首位鹿島との22節の試合でも先発フル出場。激しさを伴う守備で金崎夢生ともやりあい、彼に楽にプレーさせず3−1の勝利に貢献した。

その奈良が、金崎との1対1で吹き飛ばされる場面があった。前半21分。タッチラインに出そうなボールにいち早く駆け寄り体を入れて金崎をブロック。これに対し、金崎が足を大きく上げて吹き飛ばしたという場面だ。

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