【レポート】J1 第24節 甲府vs川崎 重さが響きミスで自滅。勝ち点を2点落とす
■脇の甘さ
試合巧者と呼ばれるチームの試合運びではなかったのは間違いない。結果論になるが、守備を固める相手に対し先制しながらも一時は逆転を許すのだから試合運びは稚拙だった。コンディション的にもフロンターレは勝負に徹することが許容されるチーム状態にあったのだから、試合を壊すくらいの思い切りがあっても良かった。ただ、それはチームの美学に反する戦いであり、選手たちにそれをしたくない気持ちがあるのも分かる。見る側にそうしてほしくない気持ちもある。だからこそ難しい試合になってしまった。
ACL準々決勝での浦和戦から中3日。19日のJリーグ23節の札幌戦を含め3連戦目の選手たちが疲労を溜め込んでいたのは間違いない。2点を失った後半のペースダウンがそれを示しているが、鬼木達監督は試合開始から重さを感じていたと述べている。
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