「川崎フットボールアディクト」

【レポート】ルヴァン杯準々決勝第2戦 FC東京vs川崎 5得点による収穫と、1失点の反省。

■ストイックさ
プロ初ハットトリックを決めた直後なのだからもっと喜んでもいいように思ったが、阿部浩之の表情は冴えなかった。自身のハットトリックはもちろん、チームの大量5得点も準決勝進出も阿部の心には響いていなかった。「全力で喜べない」と話す阿部の勝利の嬉しさを3〜4割ほども削ぎ落としたのは、後半アディショナルタイムの1失点だった。

「明らかに最後の方、勝ちが決まってるゲームなのに、集中力を欠いているのが問題だと思います」と話す阿部は、ああした試合を無失点で終わらせる難しさを「みんなも感じてるんじゃないですかね」と話しつつ「ロッカールームも明るくなかった」のだと話す。その理由は、1失点を反省する選手が増えてきているから。5得点よりも最後の最後の1失点を悔やむ思いがチームに浸透することで「スキのないチームになって来る」と話している。

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