「川崎フットボールアディクト」

【プレビュー】J1 第29節 川崎vs仙台 頭を切り替えて臨む仙台戦。目の前の1試合に全力を尽くしたい

■切り替え
誰が悪いわけでもないのだが、これだけの短期間に同一チームと3連戦になるのはやはり新鮮味に欠けるものがある。などとのんきなことを言っていられないのが今のフロンターレだ。ルヴァン杯はルヴァン杯。決勝進出の結果、Jリーグの事務局がホクホクになるレベルで決勝戦のチケットが売れているそうだが、それはそれ。頭をリーグ戦に切り替える必要がある。

仙台とのルヴァン杯準決勝の2連戦は、ともに退場者を出しながら一人少なくなったホームチームが1勝ずつ上げて1勝1敗の結果が残っている。僅かに得失点差でフロンターレが勝ち上がりを決めたが、等々力での準決勝第2戦の終盤の仙台の攻撃は迫力のあるものだった。試合終了間際の長谷川竜也のダメ押し弾で一息つけたが、仙台がもう1点取っていれば延長戦に入る形で、生きた心地がしない人も多かったはず。

そうやってヒヤヒヤしながら見ていた一人が阿部浩之だった。「1点入れられたら延長で、そうなったらきついと思ってたので。1点って何が起きるかわからないし、そういう意味では怖かったです」と話している。

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