【マッチレビュー】第1節 vs. 松本山雅FC/勝点3を呼び込んだ“やりきる”姿勢。
◎2016明治安田生命J2リーグ第1節 ロアッソ熊本 1−0 松本山雅FC
「非常に疲れています」
試合後の記者会見で初采配の感想を聞かれた熊本の清川浩行監督は、安堵の表情を見せながらそう口にした。NHKの勝利監督インタビューが終わってベンチで一息つき、ロッカーに引き上げる前に近寄って手を差し出し握手を求めると、満面の笑みで握り返してくれたのだが、その手にはとても力がこもっていた。清川監督本人にとっても、Jクラブのトップチームを初めて率いる大事な試合。相当のプレッシャーがあったことは容易に想像できる(もちろん、そのプレッシャー自体は想像もつかない)が、選手達を信じる姿勢、そして昨シーズンまでのスタンスを明確に引き継ぐチーム作りで、開幕戦でさっそく結果をたぐり寄せた。
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