kumamoto Football Journal

【練習場だより】藤枝とのトレーニングマッチを実施。

160127TM藤枝

熊本は27日、県民総合運動公園補助競技場で、鹿児島県霧島市でキャンプ中のJ3藤枝MYFCとトレーニングマッチを実施。藤枝には過去に熊本でプレーした福王忠世選手、大迫希選手が在籍していることもあり、スタンドには多くのサポーターが詰めかけ、ゲームの様子を見守った。

試合は30分×4本で行い、1本目0−0、2本目2−2、3本目1−0、4本目0−0の合計3−2で熊本が勝利。得点は林祥太が2点(いずれも2本目)、ヤン・サンジュンが1点(3本目)と新加入選手が挙げたものだが、ゴールを奪えた以外でもチャンスは作った。

清川浩行監督は、「前回の試合(22日●0−3杭州緑城)は30分の3本だったので、1人60分くらいまでプレー時間を伸ばした。積極的なポジショニングからボールを奪いに行けるかが今日のテーマだったが、奪ってから早くしかける所、サイドのアタッカーのスピードを生かすことまで意識してくれて点にもつながったし、やろうとしたことは出せた」と評価。ここまでは守備面でのスライド、外へ追い込んで行く守備を強調してきたといい、まだ完全に連動できているとは言えないまでも、前回のゲームからは積極的なアプローチからのボール奪取は増えていた印象。

「これから相手のレベルや強度が上がっていくなかでどれくらいできるか」と話し、来週末に始まるニューイヤーカップ鹿児島ラウンドまでには選手達それぞれが90分プレーできるようゲーム体力を高めながら、さらに戦術面の連携を深めていく。

八久保颯

鋭い抜け出しから好機に絡んだ八久保颯選手

 

田中達也

左右両方のアウトサイドでプレーし、スピードを生かした突破を見せた田中達也選手

 

ヤン・サンジュン

コミュニケーションを含めて連動はまだ不十分ながら、2列目の左でプレーしたヤン・サンジュン選手。2本目ではコーナーキックのこぼれから得点を挙げた

 

野村政孝

3本めの途中から出場したGKの野村政孝選手。コーチングの声も良く通り、至近距離からのシュートにも早い反応を見せ無失点

 

清川浩行監督

ピッッチへ出て行く選手達に指示をする清川浩行監督。ボールを奪うためのスライドの大切さを強調

 

大迫希

藤枝で10番をつける大迫希選手。試合後、熊本ベンチに挨拶に向かう

 

福王忠世

2本目の途中まで出場した福王忠世選手。全体を盛り上げる姿勢は熊本在籍時と変わらない

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