「ゼルビアTimes」郡司聡

【★1ページ目無料公開/マッチプレビュー】J2第14節・名古屋グランパス戦『3POINT CHECK』

■明治安田生命J2リーグ第12節・5月17日(水)19:00キックオフ
パロマ瑞穂スタジアム
名古屋グランパス vs FC町田ゼルビア

 

【CONTENTS】
●Chapter 01
『リーグ初対決。2015年天皇杯以来の対峙』
●Chapter 02
『風間スタイルの“振れ幅”』
●Chapter 03
『深津康太、始まりのクラブで』

●Chapter 01
『リーグ初対決。2015年天皇杯以来の対峙』

名古屋グランパスのJ2降格にともない、初のリーグ戦での対戦が実現する。過去、名古屋とは2015年の天皇杯2回戦で対戦。しかし、当時の名古屋は西野朗体制である上に、ともにセカンドチームが出場したため、現在の名古屋のメンバーで試合に出ていた選手は田口泰士、大武峻らごく少数。一方のFC町田ゼルビアは、増田繁人、松本怜大、戸島章らが先発出場を果たしていた。

試合は前半から町田が決定機を創出。宮崎泰右(現・栃木SC)が決定機を逃し、相手を仕留め切れずにいたが、後半の終盤に町田がPKを獲得し、このPKを鈴木孝司が冷静に沈めて、1-0で勝ち切った。なお、この鈴木孝司によるPKは同年の大会のジャイアントキリングを起こした象徴的なゴールとして、『SURUGA I DREAM Award』を受賞している。

名古屋は監督も風間八宏氏に指揮権が移っており、参考材料にはなりにくい。とはいえ名古屋がJ1昇格有力候補と言えども、臆せず挑めば町田にも十分に勝機はある。

(残り 2070文字/全文: 2681文字)

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