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【トピック】長崎県高総体サッカー!1回戦でOB対決実現!

V・ファーレン長崎がFC岐阜とアウェーで戦う6月4日。長崎県では「第68回長崎県高等学校総合体育大会サッカー競技」が開始される。今回はこの高総体サッカーについて。

現在、長崎県の高校サッカーでトップに立つのは、九州プリンスリーグにも所属する「長崎総合科学大学附属高校」だろう。名将、小嶺忠敏監督が率いるチームは個々の能力も高く、今大会も大本命と言っていい。本来ならこれに続くのが昨年の高校サッカー選手権長崎県代表校の「長崎南山高校」となるのだが、長崎県高校1部リーグなどでは苦戦が続いている点が気がかりだ。一方、この高校1部で好調なのが古豪「国見高校」だ。昨季も非常に高く評価されたチームだったが、現在、長崎の高校では、最も丁寧でシステマチックなサッカーをするチームだと思う。また「鎮西学院高校」もリーグ戦では好調だ。「長崎日大高校」や「島原商業高校」といった難敵に4-1、6-1と快勝しており、面白い存在と言えるだろう。

また、V・ファーレン長崎のサポーターなら注目して欲しいのが、今回の高総体で実現するV・ファーレン長崎OB指導者対決。
これまでも、「国見高校」の小嶺栄二監督(V・ファーレン長崎に2005年~2006年まで所属)、「創成館高校」の久留貴昭監督(V・ファーレン長崎に2006年~2010年まで所属)などが指導者として活躍していたが、今年から2009年から2011年までV・ファーレン長崎でプレーした井筒和之さんが、「佐世保実業高校」を指導している。しかも、この創成館高校と佐世保実業高校は1回戦で激突する。力的には佐世保実業が創成館に挑む形となるが、OB同士の素晴らしい戦いを期待したい。

reported by 藤原裕久

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