長崎サッカーマガジン「ViSta」

【第68回長崎県高等学校総合体育大会 サッカー競技(男子)】長崎総合科学大付属高校が4年ぶりの優勝を達成!

先週、「2016年長崎県高等学校総合体育大会 男子サッカー競技」が行われ「長崎総合科学大付属高校」が、10年ぶりに決勝戦へ進出してきた名門「島原商業」を3-0で下して4年ぶりの優勝を達成した。

「長崎総合科学大付属高校」は2回戦の「佐世保北高校」に8-0、3回戦の「長崎南高校」に4-0と優勝候補の名に恥じぬ戦いぶりを発揮、対抗馬と目された「国見高校」との準決勝を2-1で振り切ると準決勝では、昨年の高校サッカー選手権長崎県代表「南山高校」に7-0と大勝。決勝戦でも実力の高さを発揮。ここ数年の高総体では思わぬ敗戦を喫することが多かったが、今年は盤石の強さで大会を制覇。新人戦と合わせて県内2冠を達成。

昨年の選手権覇者「南山高校」は着実にベスト4まで勝ち上がる強さを見せたものの、「長崎総合科学大付属高校」との試合では、圧倒的な相手との力差を見せつけられることになり、選手権県準優勝の「創成館高校」もなかなか勢いつかめない戦いの末、大村工業にPK戦で敗退。新人戦で躍進を見せた「猶興館高校」は「大村工業」に1-2で敗れたものの、3回戦へ進出。新人戦の活躍が勢いや運だけでは無かったことを証明した。

また、この大会では元V・ファーレン長崎所属選手の「井筒和之」さんが「佐世保実業高校」の監督として初参加。同じV・ファーレンOBの久留監督率いる「創成館高校」に初戦で敗れたものの予想以上の健闘を見せた(この試合は後日レポート予定)ことも記しておく。

大会に優勝した「長崎総合科学大学付属高校」と準優勝の「島原商業高校」は、週末に開催される九州高校総体に参加。「長崎総合科学大学付属高校」は7月26日から8月2日までの期間、2016中国高校総体サッカー競技(広島県開催)へ出場する。

reported by 藤原裕久

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