長崎サッカーマガジン「ViSta」

【クラブレポート】次期中核トレーニング拠点「諫早市サッカー場」使用開始!


8月1日、諫早市多良見町で「諫早市サッカー場」の使用がついに開始された。

諫早市サッカー場は、諫早市が昨年7月から工事を行っていたもので、約27,000㎡の敷地内に天然芝1面、照明設備付き人工芝半面、225席分のベンチ付き観覧スペース、約400㎡のイベント用エントランスを備えており、総事業費は13億3,000万円。V・ファーレン長崎トップチームが優先的に使用できる施設として整備されており、使用されている天然芝は、ホームスタジアムの「トランスコスモススタジアム長崎」と同じ芝が使用されており、使用料も全額減免されることが決まっている。

今後の使用スケジュールであるが、諫早市サッカー場にはクラブハウスが存在しないこともあり、当面は、これまでどおり長崎市のV・ファーレン十八銀行フィールでのトレーニングが中心となる見込みで、8月1日にトレーニングを行った際も、トップチームは本来は閉館日である多良見図書館を利用して着替えなどを行っている。V・ファーレン十八銀行フィールドの場合は、ミーティングルーム、別メニュー組が利用する機材とそのためのスペース、シャワー設備などが整っており、当面はこちらが中核設備となる模様だ。

また、今年度は諫早市が「諫早市サッカー場」を直接、管理・運営を行い、平成29年度以降に「一般社団法人V.V.NAGASAKIスポーツクラブ」への管理業務の委託などを想定していることもあり、「諫早市サッカー場」が本格的に中核拠点となるのは、来年度以降と思われる。

reported by 藤原裕久

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