長崎サッカーマガジン「ViSta」

【コラム】大量失点のジェフ戦を見ておもうこと

週末にアウェイで行なわれたジェフ千葉戦で、過去最多となる5失点を喫した長崎。今季は得点力の影にかくれがちだが、大半の試合で1失点以下と守備も安定しており、それだけに第3節に行なわれたJ2第3節の徳島戦(●1-3)、第7節の松本戦(●0-3)と1ヶ月に1度の割合の大量失点は目立つ。

徳島戦の場合は、タイトな守備でペースを握り先制点を奪いながら、後半に選手とシステムを変化させてきた相手に対応する前に失点してしまい、そのまま一気に流れを持っていかれたものだ。試合の前日には、クラブの経営問題について支援先がジャパネットとNOVAで揺れたりしたために、メンタルという点の問題もあったのだと思う。松本戦は立ち上がりに続けてミスをしてPKとFKで失点し、ペースを完全に狂わされてしまったもの。週末のジェフ戦も最初のCKからの失点はマークを完全に外してしまった選手のミスによるもので、その後は好調な清武功暉の前に失点を重ねて戦い方を見失った感が強い。

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