長崎サッカーマガジン「ViSta」

【コラム】北川滉平~プロの3年、長崎の3年~


初めて北川滉平を長崎で見たのは2014年、夏の長崎市総合運動公園(かきどまり)の運動広場だった。当時の長崎はまだV・ファーレン十八銀行フィールドが存在せず、諫早市、長崎市、島原市と練習場を転々としていたころだ。ここへ練習参加という形でやってきたのが彼だった。当時の印象は「技術がある子だな」というもので、同時の彼はまだ大学1年生だったが、強化部から「プロになれるのなら、大学を中退するつもりと言っている」と聞いたときは、覚悟の強さを感じたものだ。だから、翌年に彼の入団が発表されたときは「あの時の彼か・・」とすぐに思い出せた。

2015年は北川君にとって、毎日が冒険のような日々だったことだろう。

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