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【練習後コメント】斉藤監督代行「あと一歩がなかなか詰められない状況だった」、谷澤、岡本、中村、山口智、町田(取材:片村光博)(4,880文字)2014/06/24

斉藤 和夫監督代行
あと一歩がなかなか詰められない状況だった

「(今回の人事に至った経緯は?)6月、アウェイで福岡と北九州に負けて、勝ち点を詰められそうで詰められない状況だった。湘南は今季もう仕方ないと思うけど、2位と勝ち点差が『10』ある。言葉では一歩だけど、その一歩がなかなか詰められない状況が、今季がスタートしてからずっと続いていて、そういう話(契約解除)が出ていた。僕は『何とか頑張ってほしいな』と思っていたし、淳(鈴木淳前監督)は僕がお願いして『チームを変えたい』という話をしながらやってきたからね。僕自身もすごくつらい。何とか淳に成功して、クラブの土台の部分をしっかり作ってもらおうと思ってやってきたわけだから。そういう部分が昨季1年間やって、ある程度若い選手が頑張って試合で使われるようになった。その部分で淳に対しての評価というのはあるし、昨季から比べると、両SBを持っていかれてしまったというのは申し訳ない部分もある。そこは僕が選手を集めたりする部分で『本当に良かったのか』という部分はある。(監督を)代えたから良くなるのか、続けたほうが良いかというのは、結果は終わってみないと分からない。残りの半分で新しい指導者が来てくれると思うので、それで勝負を懸けるということ。僕はその(監督代行としての)期間で淳のやり方を継続しながらやりたいと思っている。ただ、その中で結果が出ない、勝てないということに対する反省はしながら、違う視点で少しやりたいという話はしている。(それは選手起用の部分で?)そういうのも含めて、戦い方というか。今までいるコーチ陣は選手のことをよく知っているし、僕は当然信頼もしている。彼らの意見を聞きながら、みんなで決めたいと思っている。(チームに追加したい要素は?)速く攻めたいということを僕はちょっと言っている。まだ今日の朝しかそういう話はしていないので、詳しい話はできていないけど、そういうところは変えたいな、変えられればなと。それはどこのクラブでもそうだろうけれど、もっともっと追究しないといけない部分かもしれない。

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