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【試合前コメント】斉藤監督代行「常に先手を取ることを考えてプレーしてほしい」、大岩、兵働、井出、大塚、キム、森本(取材:片村光博)(5,344文字)2014/06/26

斉藤 和夫監督代行
常に先手を取ることを考えてプレーしてほしい

「われわれは淳(鈴木淳前監督)がずっと築き上げてきたボールを動かすサッカーの中で、相手の背後を取りたいという話をした。それと僕はサッカーをやっていく中で、常に先手を取ること、相手が何を考えているのか、自分たちは何をしなくちゃいけないのかを常に考えてプレーしようという話もした。(26日の練習ではポジショニングの重要性を強調していたが?)山雅は結構バンバン入れてきて、最初のポジションが悪いとどうしても後手に回る。ポジションが良ければウチの後ろの選手は強いのだから慌てる必要はさらさらない。『どうぞ蹴ってらっしゃい』くらいの感じでいい。あとはこぼれ球をしっかり中盤の選手が拾って、戦いに勝てるかどうかだけ。(守備でも主導権を握る戦いを目指す?)攻撃と守備というのは、昔は別だったけど、いまは二つが重なっている。攻めていてもリスク管理は考えながらやらないと大けがをするし、守っていてもボールを奪ったらどこが空いているのかをいつも考えてプレーしてほしいという話をしている。それが自然とできれば、『切り替えを早くしよう』とか言う必要はないと、僕は思っている。相手に考えさせる余裕を与えないで、自分たちが攻撃も守備もどんどんできるようになるのが理想。そういう考えをいつも持ってプレーしてほしいという話はした。

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