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【レビュー】J2第14節千葉1-1金沢@フクアリ「Jの北欧・金沢を相手に負けに近いドロー」(文・西部謙司)3,359字 2015/5/18

●ロスタイム失点で痛恨ドロー

 ロスタイムに痛恨の同点ゴールを食らって1-1の引き分け。ホームですし、引き分けに持ち込まれたのは負けに近いドローでしたね。

 森本貴幸のバーに当たって落下したシュートは、ぎりぎり入っていないんじゃないでしょうか。機械判定でもしないかぎりわからない類のシュートだと思います。以前から言っているのですが、ゴール内の地面に角度をつけたらいいんじゃないですかね。ラインを完全に越えた場合はフィールド内には絶対に戻ってこない角度があるはずなんですよ。すべてのゴールを改修しないといけないですが、機械判定より安いんじゃないかと。

 それはともかく、評判の金沢は強かったですね。北欧のチームみたいです。個人的な意見ですが、ブラジル人とか補強するよりもスウェーデンとかデンマーク、あるいはオーストラリア人とかがフィットしそうに思いました。Jにはあんまりいないタイプのチームカラーです。

●意表をついた田代の右SB

 千葉のメンバー表を見たときは4-3-3かと思っていました。ところが、始まってみると田代真一は右SB、金井貢史が1つポジションを上げた右サイドハーフの4-4-2でした。

千葉 先発フォーメーション

[4-4-2]
ネイツ オナイウ
谷澤 金井
佐藤健 パウリーニョ
中村 大岩 キム 田代
高木

(残り 2756文字/全文: 3295文字)

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