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【レビュー】天皇杯2回戦千葉1-0岐阜@フクダ電子アリーナ-「水野晃樹のクロスとFWの相性」2,457字(文・西部謙司)2015/9/7

●CKからの松田力のゴールを守って逃げ切り

正直、どちらのチームにとっても、イマイチのゲームだったと思います。アウェイのFC岐阜はボールを保持しながらチャンスメイクがうまく行かず、ジェフ千葉もチャンスになりそうでならない展開が何度か……。どちらも、そんなに悪い出来ではないのですが、大事なところが欠けていたといいましょうか。

ヒーローは決勝点の松田力なのでしょうが、個人的なMOM(マン オブ ザ マッチ)は水野晃樹です。というか、水野のクロスボールだけが明確な攻め手でした。森本貴幸、松田の2トップと息が合っていて、これはチームの武器になりそうです。

●岐阜の拙攻に助けられる

千葉は森本、松田の2トップ、2列目の右に水野、左に井出遥也。ボランチはパウリーニョと佐藤勇人のコンビです。4バックは右から大岩一貴、キム・ヒョヌン、栗山直樹、中村太亮。GK岡本昌弘の「4-4-2」。

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