【オフ企画】スペシャル対談 西部謙司×綱本将也(第1回)2016/1/15
いよいよチームの練習もスタートしていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。新シーズンへの期待と不安が入り交じる中、綱本将也さんをお招きしてお話をうかがいました。
綱本さんといえば、漫画の『ジャイアントキリング』や『U-31』の原作者として有名ですが、同時に筋金入りのジェフサポとしても知られています(フットボール批評では「センチメンタル合唱団」を連載中)。綱本さんから見て、今オフの状況はどうなのか、ゴール裏の雰囲気はどうなっているのか、などなど盛りだくさんでお届けします。
●スリルを通り越してホラー(笑)
西部 取りあえず、このオフの補強についてどう思われますか? 現状で23人が退団して、もはや違うチームと言っていい状況ですが。
綱本 普通に言えば、ただのギャンブルですよね。どの手札を残そうかということもなく、エースもキングも全部出してしまった。まあ、エースやキングがいたのか、と言われるかもしれませんが。とにかく毎日のように退団と新戦力獲得の情報が出ていて、ドキドキ感を通り越して不安になっています(笑)。まあ、これはこれで楽しいですけど。
西部 スリルを通り越してホラーに近いですかね。
綱本 まあ、そうですね。成功したらGMの手腕は評価されて一種の美談になるのでしょうけど、失敗したら若さゆえの暴走ですからね。今のところはお手並み拝見としか言いようがない。ただ、新加入の選手はこれまでやじってきた人が多い印象があります。敵としては嫌な選手、それだけ気になっていた選手ですね。佐藤優也(GK 東京ヴェルディから移籍)には何度もシュートを止められたし、吉田眞紀人(FW 水戸ホーリーホックから移籍)もパワーがあって敵としては嫌でした。
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