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【レビュー】J2第24節山形1△1千葉@NDスタ-「新しいやり方の新しい問題点」(文・西部謙司)

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明治安田生命J2リーグ 第24節
モンテディオ山形 1△1 ジェフユナイテッド市原・千葉
http://www.jefunited.co.jp/top/matches/2016/0720/result/

●前節と似た試合
かなーり前節に近い内容でしたね。早い時間に先制したものの、その後は押し込まれてセットプレーから失点。後半にリズムをつかみかけて、それなりにカウンターも食らう流れです。同点のまま終わったところが前節との違いというぐらいで。

要は、新システムを始めて2週間ですから、詰められていないというか、問題点が放置されたままになっています。なので、試合展開も似たような感じになるのではないかと。

「これ(「5-4-1」)、まだ続けるんですか?」

と、帰りがけの関塚隆監督に聞いたところ、

「続けますよ」

と、力強い答えが返ってきたので、たぶん続けるのでしょう。週末までにどの程度精度が上がっているかですね。

●早い先制点もセットプレーから同点に
前節のFC町田ゼルビア戦[3○2]からの変更は1トップにエウトンを起用したこと。あとは同じです。「5-4-1」です。

千葉 先発フォーメーション

エウトン
長澤和輝 町田也真人
アランダ 山本真希
阿部翔平 若狭大志 イジュヨン 丹羽竜平 北爪健吾
佐藤優也

立ち上がり、山形の佐藤優平のシュートがポストに当たって、ひやりとしますが、14分にエウトンがあっさり先制します。北爪健吾がスローインをボックス内のエウトンへ投げ入れ、エウトンが2人に挟まれながら競り勝ち、こぼれ球を自らシュートしてゴール。

「5-4-1」で守備をセットする千葉は、先制したせいか引き気味になりました。33分に膝を痛めたエウトンがオナイウ阿道に交代します。39分には佐藤優平からのスルーパスで抜け出したディエゴローザが、GKと一対一。完全にやられた形でしたが、佐藤優也がシュートコースを消して体に当てて防ぎます。ところが、直後のCKから田代真一にヘディングシュートを決められて1-1。せっかくのファインセーブも水の泡でした。

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