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長谷部茂利監督代行
リスク管理は徹底できていたが……
みなさんが見ての通り、前半にチャンスがありましたけど、1得点しか決められずにどうなるか、未知数の戦いのまま後半に入りました。(ただ、後半に)チャンスを確実にモノにできて追加点も奪えたことで、うまく勝ちゲームに持っていけたのかなと思います。(チームの)狙いとしては、リーグ戦の(ファジアーノ)岡山戦[2○0]に引き続いて、攻撃のクオリティーを選手に求めましたが、フィニッシュのところはやはり課題だなと感じました。守備のところはどんな相手でも、きょうは学生さんでしたけど、ゼロ失点に抑えるというところで結果を出せたので良かったなと思います。

(前半はカウンターのリスクマネジメントや小さなパスミスなどから、危ない場面が幾つかあったが?)予想通りのカウンターを狙われていたのですが、それに対してリスク管理まではできてはいた。ただ、ボールの失い方が悪すぎて、あのような形になったと思う。なので、1試合を通じて、リスク管理は徹底できていたのではないかと思います。あとは失い方が悪い。そっちの方に問題があると感じています。

(エウトン選手が4得点を記録。評価は?)4得点を取れたことは良いことだと思いますが、彼の得点チャンスはもっとありました。それは私だけでなく、ほかのチームメイトも感じていると思います。6点、7点取れたんじゃないかなと。チームとしてフィッシュの質を上げなければいけませんが、センターフォワードはその代表格です。きょうであればスタートの2人であるエウトンと船山(貴之)に点を取ってもらわないと勝率は上がってこない。複数得点は素晴らしかったのですが、それ以上にできるのではないかなと思うので、これからに期待をしていきたいと思います。

GK 1 岡本昌弘
シンプルにうれしかった
(今季初出場だが?)僕ができる最低限の仕事をしないといけないと思っていましたし、相手も大学生でしたがしっかり失点をしないように抑えたかった。(サポーターの声援は?)久しぶりだったのでシンプルにうれしかった。本当にうれしかったですね。

(試合を振り返って)前半からチャンスは作れていたのですが、なかなか点が取れなかった。こういう流れの時は一発のカウンターからやられて(点が)入ってしまうこともあるので、リスクマネジメントのところを意識してやっていました。あと、きょうは良く声が通ったので、そこも意識してやりました。

(チームに「勝ち癖」を付ける意味でも大きな勝利だったのでは?)これから、リーグ戦は負けられない戦いで勝ち続けないといけない中で、しっかりと勝ち切れたのは良かったと思います。久しぶりに出た選手もいて、チームとして良いことでしたし、僕もできる限りに流れを崩したくなかったので頑張ってプレーをしました。

FW 9 エウトン
ハードワークが実ったゲーム
良いゲームができて勝てたことをうれしく思います。チャンスもたくさん作れましたし、選手全員がハードワークをして得られた結果だと感じています。もちろん、チャンスを作れた数を考えれば、もっと多くの得点を奪っていても、おかしくなかったですが、そこは決めるべきところが多かったと思います。ただ、ハードワークが実ったゲームだったと思います。

(相手は大学生だったが?)やはり、相手の選手の特徴や情報があまりない、というところで、われわれも始めて対戦するチームでしたので、立ち上がりから集中して(試合に)入ることが大事だったのでそこには気を付けました。そこをできたおかげで良い入りができて、その後のゲーム展開をうまく運べたことにつながったと思います。

(1試合4得点について)過去にも4得点を決めたことはあります。きょうはたくさん点が取れましたが、何よりも勝てたことが大事。点を取れましたし、天皇杯の初戦ということでどのチームにとっても難しい。でも、そこで危なげなく勝てたことが非常に良かったことだと思います。