【2016年総括】明治安田生命J2リーグ 第15節~第28節(文・西部謙司)
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【無料記事】【2016年総括】明治安田生命J2リーグ 第1節~第14節
●落ち込んだ中盤戦と監督解任
今回は明治安田生命J2リーグ戦第15節~第28節までの振り返りです。第25節の清水エスパルス戦に3-4で敗れて関塚隆監督が解任となり、次の横浜FC戦[1●2]から長谷部茂利コーチが監督代行として指揮を執っています。
14試合の戦績は3勝6分け5敗でした。開幕からの3分の1、14試合は6勝4分け4敗で勝ち越していましたから明らかに失速しております。特に第20節(ギラヴァンツ北九州戦[1●2])以降は1勝1分け4敗と急激に落ち込んでいました。関塚監督は25戦して8勝9分け8敗。昇格を狙うにはかなり厳しい成績でしたから解任は理解できます。ただクラブが説明していたようなプレーオフへのテコ入れは、すでに難しい状況だったと思います。
長谷部コーチは監督の経験がありませんでした。あの苦しい状況から挽回できると考えるのは楽観的すぎます。長谷部監督代行はチームの立て直しを図りましたが、そう簡単に直せるものでもなかった。いわば関塚前監督が残した負の遺産を引き継いでいて、それを何とかするには誰がやっても時間が必要だったと思います。ちなみに長谷部監督代行下の17試合は5勝5分け7敗でした。
●アランダ、近藤の負傷から3連敗
開幕時は「4-4-2」でしたが、この時期は町田也真人をトップ下に置いた「4-2-3-1」が定着しています。1トップはほとんどエウトンで、FWが1枚削られたことで船山貴之は左サイドハーフが定位置になりました。
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