【レビュー】J2第4節 松本3●1千葉「テストのヤマを当てられる」
2017明治安田生命J2リーグ第4節
松本山雅FC 3-1 ジェフユナイテッド市原・千葉
http://www.jefunited.co.jp/top/matches/2017/0319/result/
●対策に敗れる
松本が千葉対策をしっかりやってきた。それがうまく当たって、この結果になりました。すでにモンテディオ山形戦[J2第2節/1△1]で対策は取られていましたが、今回はアルウィン(松本平広域公園総合球技場)の力ですかね。
「分析しないでやっていたら、3-0か4-0だったかもしれない」(反町康治監督)
ホメ殺しの感はありますが、それだけ警戒されていた、ということですね。相手に合わせて試合をするのは得意な監督でもあります。それが今回はうまくハマりましたが、たまたまという面もあると思います。例えば、高崎寛之は何回かロングシュートを狙っていました。千葉のGKが前に出てくることを知っていたからです。距離が相当遠くても、枠へ行けば1点になるかもしれない。ただ、高崎のロングシュートは成功しませんでした。これは1つの例ですが、相手を意識しすぎると自分たちのプレーが壊れることもあるわけで。
まあ、松本は相手を意識して対策しても、それが自分たちのペースになるという熟練したチームなので、そこにやられたと言えるかもしれないですね。千葉のプレーもそれほど悪くはなかったと思います。ただ、この試合は間違いなく千葉対策のモデルにされるでしょう。
●斜めのパスを裏へ=ボールの逃がし方
負傷欠場の町田也真人のほかは、いつも通りのメンバーでした。新加入のキムボムヨンがベンチ入り。
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