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【試合コメント】J2第6節 千葉2△2京都 近藤直也「判断ミスがあった」ほか(取材:EL GOLAZO)

2017明治安田生命J2リーグ第6節
ジェフユナイテッド市原・千葉 2-2 京都サンガF.C.
http://jefunited.co.jp/top/matches/2017/0401/result/

フアンエスナイデル監督
1つの試合でいろいろなことが起きた。大部分は満足行く内容だ。ただ、満足行かない部分もあった。結論から言うと、己が敵ということ。相手のプレスが掛かってなくても、不用意に自滅した。勝てるチャンス、支配できるチャンスもあったが、10分ぐらいの間でミスをたくさん犯してしまった時間帯があった。チームは良くなかったが、最低でも引き分けという結果は良かった。

(相手にチャンスが少ない中で、2失点を喫したが?)自分たちがミスを犯さないことが大事だ。相手が自分たちより良かったというプレーではないところで、失点をしてしまった。相手のプレスのないところでミスをしてしまったのはナーバスになっているのか、焦っているのか。自分を含めて、勝ちたいという思いが先走ったのかもしれない。ただ、ボールを持った時は、うちのチームは良かった。ポゼッションも良かったし、中からも外からも攻撃できたし、相手陣地でボールを奪い返せた。要求する大部分のことはやったので、パフォーマンスには満足している。ただ、不必要で幼稚なミスをしてしまった。だから己が最大の敵ということだ。

DF 3 近藤直也
(後半アディショナルタイムの同点ゴールについて)ほぼ後半は攻めている状況で、どう点を取るかという中、相手が後ろで固めていた。崩したというよりは、ねじ込んだというゴールだったが、点が取れて、勝点1を拾えたのは大きかった。ただ、勝たなくてはいけない試合。結果は満足していない。

(2失点を喫した守備について)ほぼ、自滅。前半に関しては、しっかりオフサイドも取れて、全然やられていない場面もあったが、GK含めたディフェンスラインの判断ミスがあった。シンプルに前に蹴っておけばいいところを、1つこねて、ピンチを招くシーンが多かった。そこは正直、個人の問題。改善するのは個人の意識だし、そこはシンプルにやるかどうかで、難しい問題ではない。自分たちのミスで、完全にやられたところは、ほぼなかった。相手もほぼオフサイドに掛かっていたので、そこをポジティブに捉えつつ、細かいところの修正はしなければならない。この拾った勝点1を上に行くためのプラス材料にしたい。

MF 15 熊谷アンドリュー
1失点目は自分がしっかりクリアしてれば、流せたシーンだったので、二度と起こしてはいけないし、隙を見せないサッカーをしなければならない。後半の方がチャンスを作れたが、最後の最後で入らなかった。ドゥ(近藤直也)さんが点を決めてくれて、チームとして助かった。

(自身のプレーについて)アンカーは前を向いてボールを受けられることが多かったので、サイドチェンジをしてリズムを作れればと思ってやっていた。プレーは悪くなかったが、もう少し決定的なパスを出せるようにならないと、自分がいる意味がない。(同じポジションの)アランダがあそこに入ると、攻撃の1本目を潰すプレーをしているので、勉強になる。もっともっと盗んでいければ、チームのためになる。

MF 15 熊谷アンドリュー

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