【レビュー】J2第7節千葉1△1群馬「課題ははっきりしている」

2017年04月09日 11時00分　
カテゴリ：レビュー
タグ : Jリーグ • pickup • ザスパクサツ群馬 • ジェフ千葉

2017明治安田生命J2リーグ第7節
ジェフユナイテッド市原・千葉 1-1 ザスパクサツ群馬
http://jefunited.co.jp/top/matches/2017/0408/result/

●前半と後半で別のチーム
前節と似たような感じでした。前半はビルドアップでミスを重ね、後半は「4-3-3」に変えて押し込むが勝ち越しには至らず。結果は下位チームに引き分け。後半が強いのはよく分かりましたので、前半を何とかしてほしいものです。

ただ、現時点でまだ焦る必要はないかと。どんな相手にも1失点は覚悟しなければならないですし、確実に2点取れるかというと、そうでもない。確かにこのままでは上位には入れないでしょう。でも、J2は長丁場ですから。最後の10試合ぐらいで巻き返せる可能性はあります。だいたいトップグループを除くと勝点差が付かないからです。例年通りなら最後に勝ちまくればプレーオフ圏内までは届くのではないかと。優勝を狙うなら、もう少し早い段階でレベルアップできないと無理ですけどね。

●最悪に近い流れの前半
序盤は蹴り合い、5分に熊谷アンドリューからボールを奪った高井和馬がすかさずロングシュート、これが無人のゴールに吸い込まれて群馬が先制します。GK佐藤優也は例によって前に出ていますから、どうにもなりません。こういう失点はシーズン中、たぶんあと2点ぐらいはあると思います。コストです。