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【試合コメント】J2第19節 水戸3●1千葉 清武功暉「アグレッシブさが足りない」ほか(取材:EL GOLAZO)

2017明治安田生命J2リーグ第19節
水戸ホーリーホック 3-1 ジェフユナイテッド市原・千葉
http://jefunited.co.jp/top/matches/2017/0617/result/

フアンエスナイデル監督
私が就任して以来、間違いなく最悪の試合だった。ボール持った時は不正確で、特に前半は連係しなければいけない場面でできなかったり、ロングボールで終わってしまったり、本来やりたいことではなかった。結論としては、良い日ではなかった。ページをめくって、次について考えたい。

(水戸のハイプレスに苦しみ、ビルドアップができなかったが?)もちろん相手がプレスに来るのは分かっていた。最初のプレスをうまく打開できれば、自然とスペースが空いてくる。前半は実際、まぐれで(町田)也真人にボールが入って攻撃ができたシチュエーションはあったが、相手が少ない人数でプレスを掛けてきた中、ボールを持った時に自信を持ってプレーできなかった。

MF 7 佐藤勇人
アウェイということで試合の入りは良くなく、相手のペースだったが、前半の途中からは水戸のプレスに慣れ、間でボールを受けるなど、サイドを使う攻撃ができた。いいシーンができ、このまま続けようという中で(1失点目は前半の)ラストの失点だったので、そこを防ぎたかった。2失点目は相手の素晴らしいシュートだったが、(守備の)甘さが失点につながってしまった。水戸が気持ちの面でも走りの面でもホームならではの試合をした。嫌な相手だったが、正直、チャンスはあったし、逆に前半、やられたシーンは2本だけだった。なんとか勝点を持って帰るようにしないと、今後もアウェイは厳しい。

FW 8 清武功暉
前半から自分たちがしたい形ができなかったし、攻守の連動性もなかった。監督が言っていたように、アグレッシブさが足りない試合だった。相手どうこうよりも、自分たちが迷っている部分が多かった。センターバックが(ボールを)持った時に僕ら前線の選手が顔を出して距離感を良くしなければならない。僕たちが呼び込んで動くことが先ほど言ったアグレッシブさ。アクションを起こしていかないと、(プレスに)はまってしまう。

(後半アディショナルタイムにFKで1点を返したが?)自信はあったし、あのような場所(ゴール前、約20メール)でもっとFKを増やしたい。コースは甘かったが、壁に入ったイブ(指宿洋史)やラリベイが(ボールを)隠してくれたので、GKも反応できなかったのでは。

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