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【試合コメント】J2第36節 千葉3〇1岡山 近藤直也「メリハリを意識した」(取材:EL GOLAZO)

2017明治安田生命J2リーグ第36節
ジェフユナイテッド市原・千葉 3〇1 ファジアーノ岡山
http://jefunited.co.jp/top/matches/2017/1007/result/

フアンエスナイデル監督
試合の入りは迷いがあったが、前半の半分ぐらいを過ぎてからは良くなった。良くなった点はボールを持った時のミスが少なくなったところ。後半は我々の良いサッカーできた。きょうはいつも出せなったシュート決定率の高さを出せた。きょうの試合と(前節・)京都F.C.戦[0●2]を比較すると、もしかしたら(内容は)先週の方が良かったと判断できるかもしれない。ただ、きょうは決定率が高く、それが勝敗を決めた。この結果を喜んでいるし、この勝ちは必要なモノだった。

(今季初めてダブルボランチで臨んだ意図と評価は?)本当はシーズンの初めに試そうとは思っていた。(ダブルボランチを組んだ)きょうの(佐藤)勇人と(矢田)旭は良いプレーした。やりたいことは特にキヨ(清武功暉)を使って攻撃に重点を置くことだ。きょうは途中で中にキヨからタカ(船山貴之)に変えたが、タカの方が良かった。足下のうまい勇人と旭をあそこに置けば、ビルドアップが必ずうまく行くという自信もあった。

(万全ではない近藤直也を起用した理由は?)近藤は筋肉系のケガではなく、足首のケガだった。私も現役時代、(同じ箇所を)何度もケガをしたことがあるが、痛みを抑えれば、フィジカルコンディションが良かったので心配はしていなかった。(起用したのは)彼はとても大切な選手だからだ。

DF 3 近藤直也
1失点目のマークは自分だったし、簡単に(点を)取られた。自分の責任だし、(失点を)うまく帳消しにできるゴールが取れて良かった。(メンバー外だった)先週の試合(京都戦)を見ていて、(最終)ラインを上げられるところは(もっと)上げればいいのではないかと感じていた。上げ過ぎないようにしながら、オフサイドを取れるところは取ることをきょうは意識していた。上げるけど、少し下げるというか、そんなにリスクを取り過ぎない上げ方。そのメリハリを意識した。

FW 11 船山貴之
(前半途中からポジションを中央に移し)真ん中だと自由に動けるので、右(ウイング)は右で面白いが、やりやすかった。(昨季まで)「4-4-2」をベースにやってきたので、問題なかった。(運動量は)前からプレスに行かないといけないので問題ないが、(プレスを)はがされた時に後ろの選手がどうやって守るかが重要になる。(自身の)コンディションは良いが、目に見える結果が出てないので、それは自分自身の問題だ。岡山は結構、蹴ってきたので、みんなセカンドボールを意識していた。ただ、相手の1点目はもったいなかった。3トップと2トップの両方を使えると強みになる。

DF 28 乾貴哉
前半は失点が響いて良い形ができなかったが、後半は自分たちのサッカーができて良い試合だった。(CKからの逆転ゴールは)ブロックがうまく行き、(マークを)はがせた。自分の得意なすごく良いボールだったので、(頭に)当てるだけだった。(前々節、前節の)2試合とも自分が絡んだ失点が多かったのでこのゴールで取り返せたかなと思う。きょうは終盤、集中力を高めて、失点をしなかったのは良かった。

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