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無料記事:アジアインドア・マーシャルアーツゲームズって何?

フットサル日本女子代表は9/16(土)〜25(日)の予定でアジアインドア・マーシャルアーツゲームズに参加します。この大会女子は4連覇がかかっており、ぜひとも優勝を勝ち取って欲しいと思います。

さてそのアジアインドア・マーシャルアーツゲームズとは何でしょう。大会名称から分かるようにフットサルだけでなく、いくつかの競技が行われるのだろうなとは予測できると思います。アジアオリンピック評議会が開催する大会でよくオリンピックを目指すU-21サッカー日本代表が参加するアジア大会(正しくはアジア競技大会)の屋内版と考えて良いようです。元々は室内陸上競技やダンススポーツ、フープセパタクロー等の競技のあるアジアインドアゲームズと空手、テコンドー、柔道等のアジアマーシャルアーツゲームズが別々に行われていましたが、2013年から統合され、アジアインドア・マーシャルアーツゲームズとされました。第3回大会までは2年毎の開催でしたが、2011年のドーハ大会が中止となり、以降4年に一度の大会となりました。ちなみにこの大会最近話題のeスポーツやチェス等のマインドスポーツも行われています。

さてフットサル日本女子代表にスポットを当ててみますと、女子の代表が結成されたきっかけとなったのが2007年の第2回マカオ大会でした。アジアサッカー連盟主催の第1回AFC女子フットサル選手権が行われたのは2015年ですから、その8年前に開催されたフットサル日本女子代表については転機となるでき事でした。当時国内では全日本女子フットサル選手権は4回目であり、関東女子フットサルリーグもまだ開催されていない時期でしたので国内の女子フットサル界にとってもとても大きな出来事でした。フットサル日本女子代表はその2007年第2回マカオ大会、2009年第3回ハノイ大会、2013年第4回仁川大会で3連覇を果たしましたが、当初は全日本女子フットサル選手権大会と日程が重複して代表選考に苦慮したというこぼれ話を聞いた事もあります。またオリンピック評議会主催の大会の為、表彰式の時にはユニフォームサプライヤーでない別のメーカーのポロシャツに着替えたという事も・・・。

過去の戦績から見てライバルとなるのは宿敵イラン、そして難敵タイと予測しています。この両チーム、積極的に代表活動をしており、日本とは明らかに強化日数に差があります。そんな中でフットサル日本女子代表がどのような戦いぶりを見せてくれるのか非常に楽しみです。しかし、残念ながらPANNA-FUTSALは今回の大会現地取材は見送りました。トルクメニスタンへの入国が非常に難しい事、現地での情報が少ない事、費用等の面から断念せざるを得ませんでした。何とか情報を集めて精一杯お知らせしていきたいと思いますし、どこかで動画などを見つけることができれば積極的に周知していきたいと思います。皆でフットサル日本女子代表を応援していきましょう。もちろん男子も!

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