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スコアは実力差ではなく、決定力の差(第3回ワールドトーナメント・ウクライナ戦マッチレポート)

5-6位決定戦のウクライナとの試合に臨んだ日本代表。この試合で日本は敗れて、6位で大会を終えた。

 

ウクライナのカウンターは鋭い。2003年の欧州選手権決勝まで辿り着いたチームも、そして記憶に新しい2012年タイのワールドカップで決勝トーナメントで日本を粉砕したチームもカウンターを武器にしていた。ユニバシアードを優勝したウクライナもカウンターが得意だった。ウクライナのスタイルはカウンター。それは東欧の雄のアイデンティティでもある。そこに性別はない。

 

ワールドトーナメントで女子日本代表が5-6位決定戦で対峙したウクライナもカウンターが得意だった。日本は十分に研究も警戒もしていた。しかし、カウンターにやられた。前半、日本はゴールを許したが、それはウクライナのお家芸だった。ただその失点は日本のミスからの失点でもある。在原正明監督は言う。

 

日本代表のキャプテン、中島詩織がドリブルを仕掛け、攻撃の糸口を探す。

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