[PUMA CUP 2013 全日本選手権決勝速報]日本一を決める日本一すばらしい試合 フウガ対名古屋は延長後半残り4秒で同点に!!!(2013/3/18)
延長後半残り4秒の同点ゴールのシーン。
フウガすみだは日本中のフットサルファンをうならせたに違いない。
名古屋オーシャンズはこれで全日本選手権、オーシャンアリーナカップ、Fリーグと公式戦三大タイトルを獲得した。
PUMA CUP 2013 第18回全日本フットサル選手権大会
決勝トーナメント決勝戦
フウガすみだ(関東地域第1代表/C1位) 4(PK3-4)4 名古屋オーシャンズ(Fリーグ1位/F1位)
2013年3月17日(金) 15:03Kickoff
国立代々木競技場第一体育館 観客数:5,090人
写真◆田代由美子、本田好伸
文◆デジタルピヴォ! 山下
[得点経過]
5分 1-0 フウガ 11 岡山和馬
6分 1-1 名古屋 4 ラファエル サカイ
10分 2-1 フウガ 19 半田徹也
15分 2-2 名古屋 15 吉川智貴
27分 3-2 フウガ 8 太見寿人
35分 3-3 名古屋 4 ラファエル サカイ
44分 3-4 名古屋 15 吉川智貴
50分 4-4 フウガ 8 太見寿人
先制ゴールを決めた岡山が歓喜のベンチに迎えられる。カウンターからGK川原との1対1を決めた。
オーバーヘッドシュートを狙うリカルジーニョと果敢にセーブにいくGK大黒。
PK戦の末に名古屋が初優勝
互いの持ち味を出し切った壮絶なゲームだった。2000年からの取材体験の中で最高のゲームに立ち会えた喜びを噛みしめながらこの速報を書く。
上の[得点経過]を見てほしい。フウガすみだが常に先行する形で3-2とし、迎えた後半15分、名古屋がサカイのゴールで同点。ゲームは今大会2度目の延長戦に突入する。東京のメディアとして距離感が近いことから地域予選が始まって以降ずっと“フウガの勝利”を念じてきた。しかし、このとき胸に去来したのは「勝負は強いチームが勝つ」だった。個人感情などはねつける強いフォースがこのゲームにはあった。
延長前半4分、吉川が決め、3-4。名古屋がこのゲームで初めて先行した。延長戦は5分ハーフと短い。重い1点だ。
運命の延長後半。名古屋は森岡が、リカルジーニョが強烈なシュートをフウガゴールに見舞う。攻撃は最大の防御。そんな言葉を思い出した。攻めていれば攻められない。フウガの劣勢は誰の目にも明らかだった。しかし、後半開始時に“最後まであきらめずにいこうぜ!”と確認しあったフウガの1stセットに迷いはなかった。最後の最後までチャンスをうかがっていた。そのチャンスが来た。
延長後半残り4秒、同点ゴールが決まった瞬間、須賀監督はじめフウガベンチは狂喜した。
(残り 3138文字/全文: 4237文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ