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【座間コラム】スペインリーグの歴史を感じる時(2013/4/30)

セゴビアの女性サポーター2人。この2人のサポーターが着ているユニフォームは2000年のシーズンのものだ。2000年のセゴビアにはルイス アマド、ダニエル、クリスチャン、アデバらそうそうたるメンバーがそろっていた。

 

 

文・写真◆座間健司

 

 

歴史を感じる時ってどんな時だろうか?

 

たとえばサクラダ ファミリアの東側を見た時だ。キリスト誕生の逸話が彫刻で表現されている部分はずっと昔から建築が始まったことが素人目にもよく分かる。最近建築されたところに比べると明らかに年季が入っているからだ。

 

たとえばタクシー運転手とサッカーの話をした時だ。かっぷくのいいオヤジが「オレはクライフも、マラドーナもカンプノウで見たけど最高の選手はメッシだな。あいつほどコンスタントに違いを生み出す選手はいないよ」という。比較するのは難しいが、自分の目で確認した情報と感触をもとに70年代の名手と現在のスターを比較する。長い歳月だ。

(残り 1180文字/全文: 1610文字)

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