[座間コラム]スペインから続々と帰国するブラジル人(2013/5/25)
サンタ コロマのブラジル人ピヴォ、ジョウ。星翔太と入れ替わるように入団するとチームを1部残留に導いた。
文・写真◆座間健司
昨季、星翔太(現バルドラール浦安)が所属していたスペインリーグ1部のサンタ コロマ。彼らの今季は思ったよりも早く終わってしまった。レギュラーシーズンで上位8位以内に入ることができず、プレーオフを戦うことなくシーズンを終えたのだ。
今季は開幕前にエルポソから元スペイン代表のダニ サルガドが復帰。帰還したエースはクラブの期待に完全に応えた。レギュラーシーズンでは26試合に出場し、44得点。1試合平均1.7得点と驚異的な数字を残している。エースは活躍したが、クラブはプレーオフ出場権を逃した。
そのサンタ コロマの攻撃をダニ サルガドと共に盛り立てた選手がいる。ブラジル人ピヴォのジョウだ。星翔太の退団と入れ替わるように2012年1月にサンタ コロマに入団。昨季はその個人技でゴールを奪い、1部残留に導いた。今季もピヴォとして活躍し、彼の存在は日に日にチームの中で大きくなっていた。ジョウはサンタ コロマに所属した1シーズン半の間に42試合に出場し、28得点を決めた。現在22歳のブラジル人のアタッカーにチームはシーズン後に契約延長のオファーを提示。だが、ジョウは首を縦に振らなかった。一度帰国し、国内外のクラブからのオファーを検討するという。
(残り 1022文字/全文: 1630文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ