「年齢ではなく、経験値が足りない」皆本晃(スペイン遠征・ルーゴ戦後のコメント)(2014/4/10)
ルーゴ戦では日本代表のアラ-フィクソとしてプレーした皆本晃。日本の1点目となる小曽戸のゴールは皆本のアシストから生まれた。
まとめ◆座間健司
日本はルーゴ戦に逆転負けを喫した。ルーゴから見れば見事な逆転劇で日本側からすると残酷な現実をこれ以上ない形で見せつけられた。前半に2点を先制したが、後半開始7分間で立て続けに7点を奪われてしまった。日本はその7分の間、自陣に文字どおり釘付けにされた。
前半はルーゴのプレーの強度が低いこともあり、日本が主導権を握る形でゲームを進めた。キックオフ早々から仁部屋が10メートル以上の距離から左足でシュートを打つなど積極的だった。
皆本に話を聞いた。
ーーワールドカップのときのチームに比べて、シュートに積極的でしたけど、チームは今どういう状況なんですかね?
「そうですね。ワールドカップのときのチームに比べて、個人で仕掛けられる選手が多いと思います。逆に個人で仕掛けられない選手が少ないくらいドリブルに特徴をもった、攻撃に特徴をもった選手が多いです。ゴールに迫る恐さは以前の代表チームよりはあると思います。また今回、スペインに来てから『シュートが足りない』というのは何度も何度もいわれていました。今日はそのシュート意識を本当に多く持ってプレーできていました。シュートの意識は高かったですね」
積極的にシュートを打つ日本。その姿勢は攻撃だけではない。ディフェンスも自陣からのディフェンスを始めていたが、プレスがかかれば、最前線から相手を追いかけまわし、ルーゴにプレス回避をさせなかった。ルーゴが奪われた後のリスクを回避するためにボールを大きく蹴り出すこともあった。得点にはならなかったが、日本はセットプレーからも決定機をつくっていた。
(残り 2009文字/全文: 2749文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ