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「小さい選手のスピードの緩急が本当に勉強になる」中村友亮(スペイン遠征・サンティアゴ戦後のコメント)(2014/4/26)

image中村友亮はルーゴ戦で鋭いドリブルで何度も突破を試みようとしていた。

まとめ◆座間健司

 

サンティアゴ戦で日本の先制点を決めたのは中村友亮だった。身長153センチとコートでひと際小さいアタッカーがその俊足を活かし、ディフェンスを出し抜いた。そしてゴレイロとの1対1となった場面では冷静に右足を振りぬき、ゴールに流し込んだ。前半終了まで36秒という相手に心理的ダメージを与える時間帯での先制点だった。

中村にとって今回が日本代表の一員として初めてのスペイン遠征だった。ミゲル ロドリゴ監督が率いる日本代表でサンティアゴ戦でのゴールで見せたようなスピードを活かした突破を期待されているアタッカー、中村にサンティアゴ戦後に話を聞いた。

ーー今日は得点を決めました。段々と日本代表に慣れてきたと思います。
「そうですね。ですけど、ほかの選手に比べるとポゼッションとか動きの部分でまだ劣っているところはあると思います。プレーをしながら、そういう部分はすごい感じてはいます」

ーーサンティアゴ戦、ルーゴ戦を見る限り、スピードという自分の持ち味を発揮しているように思いました。
「何回か、ワンツーとかで(ディフェンスの)裏をとれています。そこはやれているかなって思います」

ーーそれは徐々に代表に慣れてきたってことではないでしょうか?
「普段は対戦相手としてやっていて、大体の選手の特徴は分かります。この選手とワンツーをすればパスは出てくるかなって段々とわかってきています。パスのタイミングとかもですね。だから(スペイン遠征の)最初の試合よりは(自分の)いい部分は出せてきているって思います」

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