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[関東リーグ第3節]ゾット早稲田・清野潤監督兼選手「優勝は簡単じゃない、でも、僕たちは優勝しか見てない!」(2014/7/25)

image試合直後のミーティングで訓示するゾットの清野監督兼選手。開幕2連勝にもまったく浮かれる様子はなかった。

 

第16回関東フットサルリーグ1部 第3節 第4試合
ゾット早稲田 3-2 リガーレ東京
2014/07/13 (日)16:50Kickoff 三芳町総合体育館 観客数:408人

[得点経過]
1-0 2分45秒 ゾット早稲田 8 加藤貴行
1-1 9分11秒 リガーレ東京 15 武田潤
1-2 28分23秒 リガーレ東京 7 西野宏太郎
2-2 29分46秒 ゾット早稲田 9 小笹祐介
3-2 38分03秒 ゾット早稲田 22 米谷悟

 

▼優勝へ向かって真っしぐら

今季のゾットは本気だ。優勝へ向かって真っしぐらだ。その要因を清野監督選手は「チームの一体感」だという。熱い気持ちを聞いた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

imageゾットの試合開始直前に、スクールの子どもたちと父兄らによる大応援団がピッチサイドを埋めた。各節ごとに4試合をこなす関東リーグにホーム/アウェーはないが、この日ばかりはゾット早稲田のホームゲームだった。

 

▼勝ち点3を獲るという強気が決勝ゴールに

Pivo! いや、すごい試合だった。

清野 いやー、でもちょっとねー、思ったより退屈な試合になっちゃって申し訳なかったんですけど。

Pivo! いやいや、面白かったよ。

清野 でも、あの、やっぱリガーレがね、すごいよかったです。関東リーグでホーム、アウェーってない中で、でも、まぁ。今日は僕らのホームになるっていうのはすごい分かってて、やっぱ(リガーレの感得兼選手)西野さんとかの経験なのか、すごい、アウェーの戦い方っていうか、徹してやってきて、僕がハーフタイムにできた唯一のことは、選手たちをちょっと挑発して、『なんで? こんな引くチームだったけ!?』ってこういって(笑)前に出させるしかないくらい硬くて、前半あっちのペースに持ってかれちゃった感があって。やっぱ、さすがだなって思って。ま、でもね、やっぱり、そんな中でセットプレーで1本獲られて。でもまぁ、やっぱり僕ら引き分けじゃなくて、さっきみんなにもいったんすけど、勝ち点1じゃなくて、やっぱ3獲りにいきたいっていうのがあって、それを残り4分のタイムアウトで、このまま引き分けで終わるか0か、3を獲りにいくのか。絶対に3を獲りにいく、0になる確率があったとしても、3獲りにいきたいっていうのをみんなで確認して、送り込んだメンバーがしっかり結果を残してくれて。まぁ、その強気だけが、ホントに結果としてつながってよかったかなっていう。まぁ、でも、リガーレ、ホントに堅かったですね。

▼全日本見据えて3セットにトライ

Pivo! 長いシーズンだけど、この1勝っていうのは最後に振り返っても多分、大きいんじゃないか。

清野 そうですよね。こういう難しい、特に、1試合しかないホームで、後半勝ち越された中で、しっかり落ち着いて逆転できたっていうのは自信にもつながると思うし、こういう苦しい試合を通して、チーム強くなっていかなきゃいけないし。今日は前半を3セットでやって、後半から2セットに変えてとかやって。やっぱり、まだまだ未完成というか、僕ら、Fリーグじゃないから練習量が少ない中で、練習だけでチーム完成させるってなかなか難しい中で、こういう試合通して、3セットでやってみて、途中から2セットに変えちゃったけど、3セットで前半戦ったことが、また次の試合に活きてくると思うし。いろんな戦い方ができるように。今後、全日本を見据えたときに、関東大会で2試合やらなきゃいけない日もあるし、真夏で2セットで回せない試合も出てくると思うし。全日本、全国出たときにFリーグのチーム相手に、2セットで回せんのかつったらまたそれも難しいと思うし。ただ勝つだけじゃなくて、こう、チームを成長させながら勝つことが、練習量が少ない僕らにとっては特にすごい大事かなと思うんで。そういう意味ではいろんなことにも挑戦しながら獲れた勝ち点3だったんで、素直によかったかなっていうふうに思います。

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