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[PUMA CUP 2015 準々決勝]町田、暗雲を振り払い準決勝進出決定!!(2015/3/13)

準々決勝_1_イゴール試合はPK戦に突入し府中の6人目をイゴールが止めて勝負は決まった。チームメートの歓喜に押しつぶされるイゴール。

 

PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会 準々決勝第1試合
ペスカドーラ町田(予選グループC1位) 3-3(PK5-4) 府中アスレティックFC(予選グループB1位)
2014年3月13日(金) 東京/国立代々木競技場第1体育館 観客数:1,302人

[得点経過]
0-1 18分 府中 23 ソロカーバ
1-1 25分 町田 16 篠崎隆樹
2-1 27分 町田 13 中井健介
2-2 39分 府中 10 山田 ラファエル ユウゴ
3-2 47分 町田 3 森谷優太
3-3 47分 府中 28 田村研人

 

町田は、やっぱり、イゴールだ。延長でも決着がつかない試合はPK戦に突入すると、6人目からのサドンデスに入った途端、イゴールが、府中の6人目、岡山のシュートを止め、この瞬間、町田の勝利と準決勝進出が決まった。

写真◆デジタルピヴォ! 古澤学 まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

準々決勝_2_森谷ゴール延長後半、森谷がドリブルから鮮やかなゴールを決め勝ち越した。このゴールに象徴されるように町田は持ち前の勢いを取り戻しつつある。

 

イゴールの調子が万全というわけではなかった。本戦前半17分、ソロカーバの遠目からのダイレクトシュートも、1点ビハインドから府中がパワープレーを選択した中で撃った山田ラファエルのダイレクトゴールも、絶頂期のイゴールなら止めていたのではないか。そんな気がした。
イゴールが決められても町田の気持ちは落ちなかった。1点リードされて迎えた後半4分、篠崎が右からカットインシュート、これが決まって1-1の同点。さらにその2分後、森谷が粘って折り返したボールを滝田がシュートパス、これを中井がゴール前で触ってコースを変え逆転。中井はシーズン終盤に就任した岡山監督の信頼を得て出場時間が増え、この日も攻守で果敢にプレーした。
このまま町田の勝利で終わるのかと思われた後半16分、府中がパワープレーを選択。そして後半残り1分30秒、山田が左サイドから放ったシュートがイゴールの股間を抜き、同点。試合は10分間の延長戦へと突入した。

延長に入っても町田の積極性は変わらなかった。延長後半、森谷が府中ゴール正面から左へとドリブルを仕掛け、ゴレイロの田中をもかわして彼らしい鮮やかなゴールを決めて3-2と勝ち越す。すると府中はまたもパワープレーに移行、たちまち田村のゴールで同点に追いついた。パワープレーは速いパス回しに相手の目が慣れる前に決めろといわれるが、その鉄則を地で行く速攻からのゴールだった。

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