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闘魂、川股要佑ハットトリックの活躍で有終の美を飾る![東京都2部リーグ]

 

2020年2月24日 武蔵村山市総合体育館
(PHOTO、TEXT・山下浩正)

 

東京都フットサル2部リーグ2019 第13節
アトレチコ新宿 2-4 闘魂
[得点経過]
0-1 01分 闘魂 16 横山晢久
0-2 10分 闘魂 19 川股要佑
1-2 19分 新宿 23 矢口正樹
1-3 24分 闘魂 19 川股要佑
2-3 28分 新宿 10 伊藤聡一
2-4 30分 闘魂 19 川股要佑

 

闘魂は今季最多の17人が集まり難波田監督はじめ3人が出場メンバーから外れた。
監督 難波田治(ファイルフォックス)
 ♯1 坂口啓介(ファイルフォックス)
 ♯3 佐藤秀哲(ファイルフォックス)
 ♯4 中沢亮太(カフリンガ)
 ♯5 北智之(ファイルフォックス)
 ♯8 会田晃二(バルドラール浦安)
 ♯9 矢口和哉(府中アスレティックFC)
 ♯10 大坪優太(闘魂クリニック出身)
◎♯12 石渡良太(ファイルフォックス)
◎♯13 久光邦明(ヴォスクオーレ仙台)
◎♯15 橋本圭悟(ペスカドーラ町田)
◎♯16 横山晢久(ペスカドーラ町田)
◎♯19 川股要佑(バルドラール浦安)
 ♯21 勝素直(闘魂クリニック出身)
 ♯23 日下部龍一(DREAM FUTSAL PARK)
※マネージャー/宇津木みる
印は先発メンバー。カッコ内は前所属先)

 

サッカー時代はセンターバック、
バルドラール浦安入団後はピヴォで活躍

2009年から4シーズン、サッカー時代にディフェンダーとして培ったパワーをベースに強烈なシュートを放つ浦安のピヴォを目に焼き付けてきた人は少なくないだろう。川股要佑(かわまた ようすけ)。「撃てば入る」現役時代と比較すると筋力は30%程度に落ちたという。しかも、フットサルボールを蹴るのは1年半ぶり、闘魂で公式戦に出るのは今季初という34歳の破壊力は、都2部の舞台で今も異彩を放った。

 

難敵を迎えたアトレチコ新宿。

 

ゲーム開始30秒、♯13久光が左から強烈なシュートパスをセグンドに飛ばす。

 

これに反応したのがノリこと♯16横山晢久。右足アウトで鮮やかにゴールへと流し込んだ。

 

久光のゲームメーク力と横山の決定力がコラボしたゴール。鮮やかな先制点にベンチも大盛り上がり。

 

元代表ゴレイロの名はだてじゃない、♯12石渡は前半を失点ゼロに抑えてゲームをつくった。

 

自陣8m、相手が真横に入れたキックインをかっさらい自身1点目、チーム2点目をゲットした♯19川股。

 

闘魂のベンチは仲間のミスにも笑いが止まらない。その中でも集中を切らさないのはさすがベテランか。

 

アチレチコ新宿は足元のうまい選手を中心に闘魂ゴールを襲い1点を返す。

 

後半9分、一度下げた久光からのリターンを受ける川股。

 

そこから川股はカットイン。

 

右足を振り抜く。相手ゴレイロは一歩も動けなかった。

 

しかしその後1点を返され再び1点差に。その危機を救ったのが川股。残り56秒、反転弾丸シュートが決まり闘魂は今季初勝利を手繰り寄せた。

 

試合終了の笛が鳴り、川股は控えめに仲間とハイタッチ。

 

川股要佑選手インタビュー

反転弾丸シュートが今季初勝利を手繰り寄せた

川俣 こんにちは、川俣です! 僕がインタビューを受けるなんて恐れ多いです。

Pivo! とんでもない、強烈なシュートを見せてもらった。自身1点目、抜け目のないシュートだった。

川俣 あれは相手のパスカットからですね。えと、キックインかな? キックインからカットして。キーパーも開いてたんで。キックインでああいう形、始まって2、3回やってたんで。狙ってました。

(残り 1456文字/全文: 2960文字)

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