【無料記事】フットサルスクールRabisqueiro品川・橋本圭悟さん「未来のFリーガー、Jリーガーをここから輩出します!」(2015/5/29)
レポート◆デジタルピヴォ! 古澤学
シザース、エラシコ、ダブルタッチ!
PUMA CUP 2015 3位決定戦、
橋本圭悟さんが会場を沸かせたのはまだ記憶に新しい。
元ペスカドーラ町田の圭悟さんは引退した翌月の4月にスクールを始めた。
名前はRabisqueiro品川(ハビスケーロしながわ)。
もともと現役のときにやっていたスクールをスクールマスターとして独立させたものだ。
この生徒は小学校1年生。既にこの年齢で前を向いて後ろ通しができる。後ろ通しとは両足のヒールを使ってボールをくるくる回すものだ。
最後にヒールで止める。この後ファルカンに戻る。これを繰り返すのがハビステップ。
圭悟さんは未来のFリーガー、Jリーガーをここから輩出させたいという気持ちで現在このスクールに取り組んでいる。
中にはクルマで遠くから通っている生徒もいる。
親御さんからは「前を向く姿勢が変わりました」「ドリブルがうまくなりましたねと最近いわれます」「公園で遊ぶとき、そこにいたみんなをチンチンにしてます」という評判があがっている。
圭悟さんは「小さいころ、僕は何もできなかった。それで、ドリブルは人一倍努力した」と語る。
「ここまで、テクニック、ドリブルを特化して教えるところはあまりないと思う。ここに来たらドリブルうまくなるという有名なスクールにしたい」。
それが圭悟さんの目標。
スクールでは持ち前の親しみやすいキャラクターで優しくカジュアルに生徒に話しかけながら指導。
しかし、伝えるべきことはきちんと厳しく伝える。
ハビスケーロに来ている時間を大切にしてほしいと熱く訴える。
みんなにうまくなってなほしい一心だ。
そして、「このハビスケーロのときはチャレンジをしてほしい」という。
「コーン相手にいくら成功しても試合で成功しないと意味がない。
チャレンジ、ミスしてなんぼ! たくさん失敗して、たくさん取られてできるようになる。
そうして、体に染みつけて局面で使えるようになる!
ドリブルはできたほうが楽しいし武器になる」
と圭悟さん
圭悟さんの技術の高さは唯一無二。
この技術が子供たちに伝承していけば将来のフットサル、サッカー界は明るいと思う。
本人が語るように本当にFリーガー、Jリーガーが生まれることを願う。
海外のようにフットサルを子供たちがやり、フットボール界全体の底上げができるといいと思う。
世界ではファンタジスタやドリブラーが以前より減っているように感じる。
有名なプレイヤーはいるが、前よりもいなくなったように思える。
そういう意味では圭悟さんの今後に大いに期待したい。
ハビスケーロのアシスタントコーチ、松原君頼さん(写真左/指導歴:GEO-X FC)、土居 一寿さん(写真右/指導歴:横浜FC鶴見)。この2人のコーチがいるお陰で圭悟さんは技術を伝えることに専念できるようだ。
[連絡先]
電話:070-6472-0315(受付可能時間12:00~20:00)
メール:rabisqueiro@y-mobile.ne.jpko
ホームページ http://rabisqueiro.com/