[無料記事/ゼビオ東京F女子１部] VEEX TOKYO Ladies・青山実苗「オスカーの予想を上回るプレーを見せたい!」（2015/6/6）

2015年06月06日 13時31分　
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エントランスリーグから1つずつ地道に階段を昇り、東京都１部リーグに昇格したVEEX TOKYO Ladies（以下VEEX）。
その開幕戦では府中アスレティックFC女子プリメイラに出鼻をくじかれるも第2節では守備の意識や気迫の面で成長を見せて優勝候補のTapaZidaを相手に初勝利を挙げた。
今季からキャプテンに就任した＃14青山実苗選手に試合後にインタビューを行い、チーム状況などについてうかがった。

まとめ◆デジタルピヴォ！記者ＹＮＧ

Ｙ：都1部リーグ初勝利おめでとうございます。優勝候補のTapaZidaとは1敗同士の対決でしたね、簡単でいいので感想を聞かせてください。

青山：ありがとうございます! お互いに連敗は許されない状況でしたし前節はチームとして無得点だったのでどんな形でもとにかく点が欲しかったです。早い時間にナツさん（小出夏美）が決めてくれて、そこからが時間がとても長く感じました、勝てて本当によかったです。

Ｙ：ピヴォに入った伊藤選手の落としから小出選手のゴールが鮮やかでした。ピヴォの落としからの得点という形はVEEXでは久々に見ました。昨季ピヴォとして活躍されていた村上裕子選手の退団後に伊藤選手がピヴォに入りましたね、得点シーンは非常にスムーズな動きでした。チームの中でもコンビネーションができてきましたか?

青山：そうですね、ピヴォの落としからの得点パターンもVEEXの武器にしたいです。ムラさん（村上選手）のときもそうでしたが、チームのみんなで意識してコミュニケーションをとって、誰が入ってもああいう連携ができたらいいと思っています。

Ｙ：TapaZidaとは何度も対戦していてお互いに長所がわかっていて特に伊藤果穂選手をどう止めるか注目していて見事に完封しました、オスカー監督からどういった指示がありましたか?

青山：前から行くだけではなく、自分たちの陣地の中でゾーンで守るやり方に変えました。オスカーからはどの相手にもそうですがディフェンスの１対１は絶対負けないように当たりを強く! と指示があります。

Ｙ：今季からキャプテンになりましたね。攻撃時の積極性はもちろんですが、守備でもかなり気迫が感じられるのですが意識の変化があったようですね。

青山：意識は少なからず変わりましたね、キャプテンとしてはまだまだみんなに助けてもらいながらですがチームの勝利のためにできることを精一杯したいと思っています。

Ｙ：チームとしての今後の目標を聞かせてください。

青山：うちは１人の力だけで点を獲ってくるようなズバ抜けた選手がいない分、チーム力が大事だと思っています。オスカーのフットサルを選手全員が理解して体現する。さらにオスカーの予想を上回るようなプレーを見せたいです。そのためにコミュニケーションをもっと増やして、今年度は都１部リーグ優勝、関東リーグ昇格、全日本選手権を優勝して日本一を目指します。

Ｙ：今年は女子では初のアジア選手権がありますね、代表復帰を期待してしまうのですが目標としていますよね?

青山：そのためには自分のストロングポイントを意識して上げる、普段の意識をもっと変えなければ。と思っています。

Ｙ：第２節では特に緑色のシャツやグッズを持ったサポーターが多く来ていました、サポーターに向けてメッセージをお願いします。

青山：いつも最高の応援をありがとうございます! TapaZida戦もたくさんの緑色に、応援の声に力をもらいました。今年度は結果、内容にこだわってもっと応援したくなるチームになるように頑張ります!!! 今年度もよろしくお願いします。

インタビューは以上。

左足の正確なキックは大きな武器だ。

ライン際からでも積極的なシュートやファーへのパスでゴールを演出する。

更なる飛躍を目指して女子フットサル界を盛り上げてほしい。

常に熱心な応援を送るVEEXサポーター、特大な横断幕の数々はなんと手作りだ。

ボールを受ければ必ず前を向き、常に得意の左足でシュートを撃ちに行く積極性を持ち、また左サイドからなら少々体勢が悪くてもファーサイドへキレイなシュートパスを送ることもできる青山選手。
最近は守備面での成長が特に感じられ、意識の変化があったことは間違いない。
プレー以外ではおとなしくてほんわかしていて天然な性格からチームからもサポーターからもいじられる人気選手だ。更なる活躍をして日本代表に返り咲いて女子フットサルを盛り上げていってもらいたい存在である。