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[全日本選手権東京都決勝大会]難波田率いる闘魂、夢舞台へまっしぐら!(2015/11/5)

1_闘魂集合写真闘魂は4度、都1部を破るのか。女子フットサル界のレジェンド、宇津木みる(後列左端)も急遽出場することになった。

 

2_BRBタンタラスFCやりにくい相手を迎えたBRBタンタラスFC。

 

3_難波田のパワープレ_試合開始直後マイボールにするとすぐさまパワープレーを開始した闘魂。ゴレイロは難波田だ。もちろん、相手ボールになれば正ゴレイロの坂口と交替するのだが、この日はゴレイロのジャージを最後まで脱がずプレーしないときもベンチで陣頭指揮を続けた。

 

4_難波田のパワープレー。審判も楽しそう相手をいらつかせて寄せてきたところを裏を突いて一撃で仕留めるパワープレー。審判もこの状況を楽しんでいるように見えた。

 

5_宇津木、撃たれるも懸命のDF。守備に奮闘する宇津木。攻撃面ではゴレイロからのロングスローを鮮やかな胸トラで収め起点になるなどのプレーに場内からため息が漏れた。

 

第21回全日本フットサル選手権大会 東京都決勝大会
プレーオフA BRBタンタラスFC 3-0 闘魂
2015年11月3日(火・祝) 北区滝野川体育館

 

BRB直井が試合中に転倒し大ケガ

全日本選手権東京都大会で、闘魂が大活躍をしていることはご存知のとおり。ファイルフォックス時代に1999年、2000年と2年連続で全日本選手権を制覇したキャリアを持つ男・難波田治にとっても全日本は夢の舞台のようだ。再びそこに新しいメンバーたちと立とうと奮闘している。フットサル界のレジェンドを集めたチームは、戦力的には上のチームを相手に、難波田を中心に経験と頭脳で予選を勝ち上がり決勝大会へと駒を進めた。そしてプレーオフ第1試合でディベルティード八王子を破り、第2試合でBRBタンタラスFCと対戦する闘魂を見ようと、僕は、仕事場からチャリで10分たらずの北区滝野川体育館へ向かった。試合は前半に、自らのゴールで先制したBRBの主軸・直井が目の上を切る大ケガを負う事故が発生し試合は中断。止血したところで病院に搬送されたと聞いている。この試合で勝利したBRBは28日の本戦準決勝で関東リーグ2部のフトゥーロと対戦するが、この試合で直井が元気にプレーすることを願ってやまない。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

10_このとおりベタ引きの闘魂パワープレーを中断すると、このとおりベタ引きの状態となる闘魂。

 

3試合連続都1部チーム撃破

「3試合連続で都1部のチームを破ってるからね」。闘魂のまーちゃんこと岩田はそういった。その口ぶりは自慢しているというより、この展開に自分でもびっくり! といったほうが当たっているだろう。なにしろ、この決勝大会に至る前の予選で、都3部の下のエントリーリーグに所属するチームが、9月12日にBANFF TOKYOを2-2(PK2-1)で、同20日に不動前を3-3(PK3-2)で、そして決勝大会プレーオフAの第1試合(10月10日)でディベルティード八王子を4-2でと、いずれも都1部チームを破っているのだ。まさに全日本選手権ならではの大番狂わせだが、では今日、都1部で首位を快走するBRBタンタラスFCを相手に、その記録を「4」に伸ばすのか、というと事はそんなに簡単には進まない。闘魂の“顔”ともいうべき元日本代表選手の難波田治に今日はどんな試合になるのかを聞いたところ、こんな返事が返ってきた。

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