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[ 無料記事 / 第12回全日本女子フットサル選手権大会 ]SWHレディースフットサルクラブ、丸岡RUCKレディースとの激闘を制し、新女王の座に輝く(2015/11/24)

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[ 第12回全日本女子フットサル選手権大会 ]
2015年11月6日(金)~8日(日) 湿原の風アリーナ釧路(北海道)

まとめ◆デジタルピヴォ!記者YNG

 

今年も3日間にわたって熱い戦いが繰り広げられた全日本女子フットサル選手権大会、決勝戦まで勝ち上がったのはSWHレディースフットサルクラブ(兵庫県)と丸岡RUCKレディース(福井県)。
両チームとも初優勝を目指した戦いは延長戦までもつれる激戦となり、わずかなチャンスをモノにして勝ち越しゴールを決めたSWHLが初優勝し、新女王の座に輝いた。

[ 決勝戦 ]
SWHレディースフットサルクラブ 2-1 丸岡RUCKレディース

 

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SWHレディースフットサルクラブ。

 

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丸岡RUCKレディース。

 

好守にレベルの高い両チームはお互いに激しくプレスをかけて主導権を握りにかかる。洗練されたパスワークで徐々にRUCKゴールに迫っていくSWHLと、ボールを奪った後の切り替えの早さと一気に縦へ抜け出すスピードでSWHLゴールに迫るRUCKの対照的なスタイルの戦いは一進一退の攻防を見せ、わずかなミスも許されない緊迫した状況の中で両チームGKの活躍もあって無得点のまま前半を終える。

 

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SWHL#15網城が得意のドリブルで何度もチャンスをつくり出す。

 

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SWHLのフィクソ#6天満も積極的に上がってゴールを狙っていく。

 

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SWHL#14坂田の躍動感あふれる動きやゴールへ向かう迫力は観客を魅了する。

 

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RUCK#7田中が駆け上がってのシュートはSWHL#21山本がファインセーブ。

 

後半も変わらずにプレスを掛け合う両チーム、後半4分、SWHL陣内でRUCK#5五十嵐がボールを奪い#9北川へパス、これをSWHLがカットしきれずにこぼれたボールを北川が素早くシュートを放つとこれが決まりRUCKが先制点を挙げた。

 

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RUCK#5五十嵐の果敢なプレスが先制点を呼び込む。

 

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素早い判断でシュートを決めたRUCK#9北川がチームを勢いづける。

 

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脅威のスピードと、素早いステップで相手をほんろうして振り切るRUCK#13高尾。

 

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サイドから緩急をつけたドリブルで何度も仕掛けてチャンスをつくるRUCK#11小林。

 

ここから勢いに乗るRUCKはSWHLの横パスを持ち前のスピードでカットした#13高尾や、最前線でボールを奪った北川がGKとの1対1のチャンスを迎える。しかし日本代表でもあるSWHLのGK#21山本が冷静にセーブして絶対絶命のピンチを見事に防ぐ。これが試合を大きく左右した結果となった。
ここからSWHLがペースを握り、猛攻を仕掛けてRUCKがよく耐える展開が続いていたが後半15分、RUCKのクリアミスしたボールがSWHL#9佐藤の下へ渡るとそのまま思い切りシュートを決めてついにSWHLが同点に追いつく。さらにSWHLが日本代表でもある#14坂田や#15網城がゴールを狙い続けるものの、RUCKのGK#1浅野がゴールを守り抜いて後半終了のホイッスルが鳴り、決勝戦は延長戦に突入した。

 

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SWHL#9佐藤がチャンスを逃さずに見事な同点ゴール。

 

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ベンチに駆け寄って祝福を受ける。

 

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絶対絶命のピンチにも冷静にコースを消してチームを救ったSWHL#21山本。

 

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SWHLの猛攻からゴールを死守し続けて高い能力を見せたRUCK#1浅野。

 

延長戦もSWHLが勢いに乗り、RUCKを自陣に押し込む状況が続く。すると延長3分、SWHLは前プレで奪ったボールを佐藤に送ると慌てて守るRUCKゴールへ再びシュートを突き刺してついに逆転する。
追い込まれたRUCKはここから反撃に出て、ピヴォの北川にボールを送り、そこに高尾や#7田中が走り込んでいくがSWHLはフィクソの#6天満が対応してブロック。
カウンターアタックからRUCKが抜け出してシュートを連発するが、SWHL山本がここでも立ちはだかり、ボールをはじき出してゴールを死守するとそのまま試合終了の時間を迎えてSWHLが初優勝を成し遂げた。

 

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SWHL佐藤が再びチャンスを決めきって勝ち越しに成功。

 

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一気にムードが明るくなったSWHL。

 

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日本代表でもある北川のキープ力の高さを生かして一気に攻め込むRUCK。

 

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SWHLフィクソ天満が体を張ってRUCKの猛攻をブロック。

 

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延長戦までもつれた試合の終了を告げるホイッスルが鳴り、歓喜の抱擁。

 

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選手もピッチに駆け込み、応援席も歓喜の涙でいっぱいで感動の光景だ。

 

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ゴールを守り続けて初優勝に大きく貢献したSWHL山本も仲間と抱擁。

 

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釧路に駆けつけたサポーターに向けて深く礼をするSWHL、arco-iris KOBEの壁に悔しい思いをしてきたのはサポーターも同じで、ずっと大きな声で声援を送り続けてきたサポーターの存在は非常に大きい。

 

[ 優勝 ] SWHレディースフットサルクラブ(兵庫県)

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[ 準優勝 ] 丸岡RUCKレディース(福井県)

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[ 3位 ] VEEX TOKYO Ladies(東京都)

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[ 3位 ] FC甲山レディース(北海道)

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[ フェアプレー賞 ] 丸岡RUCKレディース

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初優勝したSWHLのキャプテン坂田選手と、網城選手にインタビューを行った。
(坂田選手インタビュー)

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:優勝おめでとうございます。大会を振り返っての感想を聞かせてください。

坂田:予選の3試合、準決勝、そして延長までもつれ込んだ決勝もどれ一つとして簡単な試合はなかったです。そんな中でも勝ち切ることができ、悲願の日本一になれたことはチームにとって大きな収穫です。 これまで兵庫県予選でarco-iris KOBEという高い壁に阻まれ続け、結果を残せない期間が続きましたがスポンサー様、サポーターの方々、メンズチームのみんな、そしてスタッフ陣が根気強くサポートしてくれたことが今回のこの結果につながったと思っておりますし、やっと少しだけ恩返しできたのかなと思います。

:全員がよく走り、洗練されたパスワークや戦術はとても見応えのあるフットサルでしたし、SWHLのフットサルを多くの方に見せての優勝で最高の結果が出ましたね。

坂田:結果としては最高の結果にはなりましたが、内容としてはまだまだ納得のいくものばかりではなくたくさんの課題を突きつけられたのも事実です。 その部分もしっかりと受け止め、また新たな目標に向かってチーム全員が同じ方向を向いて進んでいきたいと思います。そして、よりおもしろいフットサルをお見せできればと思います。

(網城選手インタビュー)

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:優勝おめでとうございます。大会を振り返っていただけますか?

網城:決勝の試合終了後は、とてもうれしかったです。私はSWHLに入団して2年目になりますが、チームとして4年間兵庫の壁を越えることができずにいました。去年も県予選でアルコに負けて、とても悔しかったです。それから1年間、全日本選手権出場を目標にトレーニングを重ね、ようやく全国大会への出場権を手にすることができました。予選リーグの3試合どの試合も簡単な試合はなかったですし、準決勝、決勝では先制点を決められ苦しい試合展開になりましたが、絶対に勝てるという自信がありました。この大会を通してチーム力は格段に上がっていると実感しましたし、観ていて楽しいフットサルをピッチ上で表現できたと思います。

:兵庫県のチームが全日本選手権3連覇達成です、さらにマークされますね?

網城:兵庫県勢3連覇を達成できたことをうれしく思います。今までで一番苦しかった試合も、一番楽しかった試合も兵庫県予選のアルコとの試合でした。最強で最高のライバルがいるからこそ兵庫県は強いのだと思います。もっとたくさんの人にSWHLとアルコの試合を観てもらうためにも、地域CLの出場権を獲得し、決勝で対戦できればと思います。日本一になりましたが、SWHLはまだまだ成長していきます。 チャレンジャー精神を忘れずに1試合1試合戦っていきたいです。

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