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[Fリーグ2016/2017第10節]湘南ベルマーレ・横澤直樹監督「今はとにかく、順位を上げること、それが今の選手の思い」(2016/8/20)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第10節
湘南ベルマーレ 4-2 アグレミーナ浜松
2016年8月13日(土)  トッケイセキュリティ平塚総合体育館 観客数:1,070人
[得点経過]
1-0 10分16秒 湘南 7 岡村康平
2-0 12分01秒 湘南 3 安嶋健至
2-1 16分31秒 浜松 15 和久田章太
3-1 24分43秒 湘南 3 安嶋健至
3-2 27分05秒 浜松 6 萩原洪拓
4-2 37分36秒 湘南 21 浦上浩生

 

 

 

この試合は前座試合が開催された。
【湘南ベルマーレフットボールDayレジェンドマッチ】

事前発表のあったメンバーは以下。
◆フットサルOB出場予定者
・坂口啓介
・武藤健
・林一正
・ジオゴ
・神保慶太
・シニーニャ
・大地悟
・関新

◆サッカーOB出場予定者
・柿本倫明
・鈴木修人
・鈴木将太
・鈴木伸貴
・下村東美
・加藤大志
・外池大亮
・田原豊

 


試合はフットサルOB  2×0 サッカーOBでフットサルOBの勝利となった。

 


先制点はシニーニャのドリブルからサイドの大地悟がパスを受けて、関新がフィニッシュを決める。

 


2点目は大地悟が自らゴールを決める。

 


試合の終盤では急遽、アグレミーナ浜松の豊島明コーチと

 


湘南ベルマーレの奥村敬人コーチも参加をし、会場は大いに盛り上がった。

 

 


試合本編は湘南ベルマーレ4-2アグレミーナ浜松。
デウソン神戸戦に続いての快勝。連勝となり、この3連戦は2勝1敗という結果を残し、順位を10位とした。
ただ、5位との勝ち点差は4であるので名古屋セントラルの結果次第で上位争いに食い込める状況にある。
また、来月の小田原セントラルに関しては場所としてはホームであるのでアドバンテージを手にすることができる。
名古屋セントラルでは8/26にエスポラーダ北海道と8/28にはバサジィ大分と対戦をし、9/4の小田原セントラルではぺスカドーラ町田と対戦をする。

 


安嶋健至選手は2ゴール1アシストの活躍でFAO賞を取る。

 


MOMは上原拓也選手。試合残り2分のところでの第2PKを止めたりとチームのピンチを救った。

 


貴重な先制点を獲ったのは岡村康平選手。チームはハードスケジュールの中、うまく試合に入っていた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤学

 

以下は横澤直樹監督の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

横澤直樹監督
「お疲れ様です。今日は、湘南ベルマーレフットボールデーということで、10年目にして初の共演でした。すごくいいフィナーレになったと思います。我々は、まず試合に臨む前に、フットボールデーということで、我々からの試合から先陣を切ろうという話をしました。先陣を切ってサッカーの勝利につなげようという気持ちでやることを選手に伝えました。それを選手は気持ちでも体現してくれて、彼らの闘争心というものが見れたと思います。やっぱり、イベントでもホームの試合でもそうなのですけど、毎回、設営に携わってくれる下部組織の選手たちには、さっきも今後片付づを頑張ってくれていたのですけど、そういう下部組織の選手たちにも気持ちで戦える選手がいるというのを見せれたのかなと感じますし、サポーターの皆さんに対して、その気持ちを体現して勝利をプレゼントできたというのが今日の試合は本当によかったと思います。
試合に関してですけど、やっぱり、分析どおり、アグレミーナさんの選手のポテンシャルは非常に高いです。そういう意味ではよく4-2という点差を守りきれたかなと思いますし、いつ逆転されてもおかしくない試合でした。フットボールスキルが高い選手が本当に多いので特にディフェンスのシステムにいろいろな変化を加えて臨みました。うちのメリットは多彩な戦術であるので、その戦術を変幻自在に操ることが今日はできました。その部分で成果はありましたし、あとは敵対心。この敵対心というのがうちの選手には足りないです。敵対心というのは、相手に対する敵対心だけではなく味方に対する敵対心もです。味方にも負けたくない。ミスも許されない。そこの強さが少し見れたと思います。ただの仲間、ミスを慰め合う仲間ではなく、勝つための仲間になりつつ、成長してきていると思います。次もさらに気持ちがあふれるような試合ができるように練習していきたいと思います」

 

以下は質疑応答となる。

Pivo!:試合の入りもよかったように感じました。この厳しい日程に中で、コンディションを整えつつもコンディションを上げていくというところで、どのような準備をされましたか?

横澤:もちろん戦術・戦略は普段どおりやっているのですけど、こういうとき、試合が連続したときに必要なものというのは精神的な部分で、考え方とかです。体力というのは精神的な部分から少し変わると思います。先ほどいいました今回のイベントの大切さと敵対心が今日の選手のモチベーションを上げたのではないかと思います。

Q:2点先取して逆転される試合がこれまであった中、今回は追いつかれずに守りきれた要因としては今話されたところが要因になっているのですか?

横澤:戦術の理解が例えばあって、それが体現できたとしても、そこに気持ちが乗らなかったら、精神的な部分が乗らなかったら、目の前にゴールがあって、ゴレイロがいない状態でシュートを撃っても入らないです。これは危機感でもあって、敵対心、自分がミスをすればチームの負けにつながる。自分のポジションが危うくなる。負けることに対してどれだけ仲間が厳しくいえるか。その仲間意識が強くなっています。以前ギリギリで負けていたところの修正にもなったし、成長にもつながりました。これが継続できるかというのは試されるときでもあります。

Q:これで2連勝で名古屋セントラルを迎えられます。すごくいい雰囲気できつい連戦を迎えることになります。名古屋セントラルに向けての意気込みをお願いします。

横澤:今回勝利したことで順位が上がりました。順位が上がって、やっとまた少しついていけそうな順位になっていると思うので、今後のセントラルの試合というのはここから確実に勝っていけたら、また順位を突き放されないで、目的であるプレーオフ進出という、そこのラインにたどり着くことが最終目標なので、なんとかそこに向けて、その目的を達成することを常に選手にはいっているので、セントラルに対しては同じ入り方というか、この気持ちというのを継続していきたいと思います。持続じゃいけないです。持続ではなく、継続。継続するためには、さらに上の成長が求められるので、同じことをやっていても後退すると思うので練習ではもう少しげきを飛ばしてセントラルを迎えたいと思います。

 

以下は横澤直樹監督の個別インタビューとなる。

(残り 1308文字/全文: 4118文字)

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