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無料記事[Fリーグ2016/2017第10節]アグレミーナ浜松・保田健二朗監督「むしろ、若手の銀島や松浦は今日の試合のほうが上がっていたように思います」(2016/8/21)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第10節
湘南ベルマーレ 4-2 アグレミーナ浜松
2016年8月13日(土)  トッケイセキュリティ平塚総合体育館 観客数:1,070人
[得点経過]
1-0 10分16秒 湘南 7 岡村康平
2-0 12分01秒 湘南 3 安嶋健至
2-1 16分31秒 浜松 15 和久田章太
3-1 24分43秒 湘南 3 安嶋健至
3-2 27分05秒 浜松 6 萩原洪拓
4-2 37分36秒 湘南 21 浦上浩生

 

アグレミーナ浜松はこの3連戦は1分け2敗、勝ち点1という結果となった。
保田監督は勝ち点の取れなかった2試合には気持ちに問題があったことを語った。
名古屋セントラルは8/26はシュライカー大阪と、8/28はデウソン神戸、
小田原セントラルでは9/3に府中アスレティックFCと3試合、非常にタイトな試合が続く。
シュライカー大阪にはリーグ序盤で3-4の惜敗。デウソン神戸には1-5と大敗をしている。
雪辱を晴らしたいところだ。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤学

 

以下は保田健二朗監督の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

保田健二朗監督
「今日の試合に関しては、戦い方どうこうよりも相手の勝ちたいという気持ちが特に球際で上だったのかなと思います。これで順位も11位に落ちてしまったので、またここから立て直しというのを図っていきたいと思います」

 

以下は質疑応答となる。

Q:前々節の浦安戦から続く3連戦で、ここが1つの山とのことでしたが、結果、勝ち点1となりました。この3連戦を振り返ってください。

保田:この3連戦の中で浦安さんが順位的に一番上という中で、そこを引き分けたこと、そこは選手がよく頑張ったと思います。ただ、その後、北海道戦が大きかったと思います。結果だけでなく、試合内容が非常に消極的な内容となってしまいました。とはいえ、中1日置いての今日の試合。北海道戦で2人の選手をケガで失って、台所事情は厳しい中でしたが、見ていただいたとおり、湘南さんも今日11名で登録しています。うちも12名登録とはいえ、野嶋は1秒も出ていません。そういったところはいい訳にはできないですが、この3連戦はどの試合も厳しいものでした。そういった中で、こういう状況こそ各チーム、チーム力が出ると思います。うちとしてはそれが結果に現れたのではないかなと思います。

Pivo!:過密スケジュールの中の3連戦、その影響はパフォーマンスに出ていましたか? 個人的にはこの試合に関しては感じませんでした。コンディション調整で何か気をつけていた部分はありましたか?

保田:3連戦となりましたが、今日の試合は決してパフォーマンスに関しては落ちているというよりも、むしろ、若手の銀島や松浦は今日の試合のほうが上がっていたように思いますし、ベテランに関しても決してパフォーマンスが落ちたとは思っていません。ただ、やっぱり、先ほどいった2戦目の北海道戦に関しては、疲れうんぬんよりも気持ちのところで戦えていなかったので、今日の試合含めても疲れに関してはパフォーマンス見ても感じませんでした。パフォーマンスが落ちたと感じたシーンは僕自身ありましたが、僕はそれは疲れだとは思っていません。気持ちのところだと思います。練習に関しては、最初の2戦目に関しては中3日あったので負荷かけました。今日の試合は中1日だったので負荷はかけていません。

 

 

Pivo!:今日に限ったことではありませんが、豊島コーチと試合中、密にコミュニケーションを図っています。豊島コーチに任せている役割はどういったところですか?

保田:豊島とは練習から密に話をして、トレーニングメニューだったり、練習の中で負荷をかけるかかけないかという話し合いをしています。ゲームの中では僕はずっとピッチを観ているので、豊島は次のメンバーに向けて、疲れ具合だったり、回復度を見て、それと、最近特に、今日もありましたが、目が死んでないか生きているかというところを見てもらっています。僕は人選を選んだ中で、まだ回復していない。目が死にかけているという話はします。ある試合では完全にあの選手は1秒も出さないと思っていましたが、豊島からの「いやあの選手は生き返った」という話を受けて、じゃあ行ってみようというのはありました。ベンチワークとか次のセットに対しての指示を全体にいって、ピッチに目を離さずにすむという意味で非常に助かっています。

 

 

Q:今日は、和久田選手、大野選手、銀島選手、松浦選手だったり、若手主体のセットを組んでいました。若手に対する期待の現れですか?

保田:前節からあの4人をセットで起用していますが、それぞれのポテンシャルは高いものを持っています。ただ、ゲームの中でそれをコンスタントに出すということはまだできていなくて、それが4人のチームとなったときに全員の意思疎通、やる目的の統一ができていない場面があります。なので、途中で大野を外して、小池を入れたりとか、安定剤をベテランの中から入れないとまだまだちょっと自立はできていないのかなと感じています。

 


和久田選手はコース・スピード共に非常によいミドルシュートを決め、結果を出した。

 

Q:ただ、替えはしたものの、送り出したのは彼らを信頼しているということですね?

保田:信頼というよりも希望・期待ですね。そういった部類になります。

Pivo!:後半の入りは非常にアグレッシブに攻めていたように感じました。それはまず後半早めに点を獲って来いという指示でしたか?

保田:前半の早い段階で5ファウルがたまってしまったので、あそこでリスクをかけるのは難しかったので。後半に関してはフラットな状態になったのでああいう形になったのだと思います。

 

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