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[Fリーグ2016/2017第10節]ぺスカドーラ町田・金山友紀選手「背中を取らせないようにしているなら、逆にそれを利用すればいいと思います」(2016/8/23)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第10節
ぺスカドーラ町田 4-2 バサジィ大分
2016年8月14日(日) 町田市立総合体育館 観客数:1,252人
[得点経過]
0-1 05分02秒 大分 15 森村孝志
1-1 14分29秒 町田 11 室田祐希
1-2 21分54秒 大分 15 森村孝志
2-2 31分55秒 町田 8 滝田学
3-2 37分53秒 町田 8 滝田学
4-2 39分29秒 町田 3 森谷優太

 

 

ペスカドーラ町田(以下町田)は4連勝の後、前節にシュライカー大阪(以下大阪)に敗戦をした中でのホームでバサジィ大分(以下大分)に勝利をおさめた。
キャプテンの金山友紀選手は大分戦後の記者会見で「ホームの後押しで、しっかりと選手全員が戦うことができました」。
「大阪戦で負けた中でも次はホームで大分戦があるというところでしっかり切り替えてやれました」
「今シーズン昇格した選手も2人入って、3連戦目になる選手も含めて、さぼるというか、気の抜いたプレイというのはなかったと思いますし、集中して戦い抜くことができました」と語った。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は金山友紀選手の個別インタビューとなる。

Pivo!:森谷選手が今日のゴールのおぜん立てを金山選手がしてくれたといってました。

金山:足で行くか頭で行くかと迷って、でも、ディドゥダが足で来るなと思いましたし、オレが足で高い位置で触れればファウルになるなと思って頭に当ててすらして、その後、自分とディドゥダがつぶれちゃった感じになりました。その後に森谷が余裕持ってコントロールして、決めれました。
自分自身はフリーキックで1回出たときにひざをやっちゃったなという感じでしたが、すぐに(テーピングを)巻きました。パワープレイのでディフェンスはやりたいなと思っていたので。パワープレイのディフェンスに関してはメンバーで練習をしていますし、ディフェンスで貢献できるところは貢献したいという気持ちは強いので。
そこで森谷が決めてくれた1点は大きかったです。もちろん前半の最後のプレイとか自分が決めないといけないプレイはあったのですが、そこは個人の課題として残しつつ、チームとしては勝っていくということが大事なことだと思いますし、自分が決めても負けていたらそれは意味がないと思いますので。最後は少しでもチームに貢献するためにという思いでいました。

Pivo!:前回、金山選手にインタビューをして文字に起こし、記事にして改めて感じました。1つ1つのプレイにここまで反省をするのだなと。みんなそうだとは思いますが、チャンスを外すということはたくさんの選手がしていることです。ここまで1つ1つのことを振り返っていき、修正し、ミスしたことをパワーに替える。長く第一線でやれている理由はここにあるのかなと感じました。

金山:やっぱりあの1本で流れが変わりかねないというか、それだけ重要な部分というか、それはディフェンスに関してもそうで、攻撃も守備も1点を獲ること・止めることができなければ、やっぱり流れは傾いてしまうと思いますし、そんなに1試合にチャンスは何本もあるわけではないですから、そんな中でその1本に対する思いというか、そこは常に狙っている部分でもあるので。自分としては1本1本というところを受け止めて成長していきたいという思いもあります。

Pivo!:滝田選手が教えてくれたのですが、大阪戦後は森岡薫選手発信でミーティングがあったのですね。

金山:試合が終わって、自分たちはもっともっとやらないといけないし、やれるポテンシャルはあるはずでしょという話をしました。やっぱり負けてすぐに試合があるというタイミングでパッと集めて話したのはよかったです。みんな落ち込んでいて、悔しい思いをしていた部分でもあったので、そこを引きずるわけにはいかないというか、切り替えのスイッチはどこかで必要だったとは思うのですが、試合終わってすぐに(森岡)薫はそういうことをいってくれて、次に向けての気持ちの切り替えができたと思います。

Pivo!:いつもはそういうことはしてないのですね。

金山:ないですね。たまたまというか、勝っているときは勝ちながら修正をして、負けたときにそういう話は出やすいと思います。本当にここの3連戦は重要な位置づけでした。ここで1週間空く部分もありますし、ずるずると大阪に負けて大分にも負けてしまわないようにと。今日は苦しい展開でしたが、ベンチ含んでの戦いだったといいますか、声であったり、そういったものも含めて本当にみんなでつかんだ勝利でした。自分が前半に外した後に後半に取り返せばいいからって声をかけてくれた選手もいました。本来ベテランの自分がいっていかないといけないし、しっかり試合を決めるようなゴールを決めないといけないですが、結果としてできなかったときに若い選手とも助け合ってプレイができたといいますか、集中を切らさずにはできたと思います。でも、まだまだ全然足りないというか、今日は反省しか出てきません。

 

 

Pivo!:前節である水曜の試合に関しては大阪の木暮監督は記者会見でかみ合わせのところでうまく作用したといった内容のことをいっていました。また、森谷選手は修正のしやすい負け方といってました。金山選手としては水曜日の試合に関してはどのように振り返っていますか?

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